超ロボトル祭S地域対抗戦使用パーティ

ご無沙汰しています。Zoukingです。

 

この度、やさいしえるさん主催のメダロットSの大会、超ロボトル祭S地域対抗戦にご招待いただき、関東代表として参加してきました。
そこで使ってきたパーティとか、構築の組み方とかを紹介していきたいと思います。
メダロットSにオンライン対戦が実装されて2ヶ月半ほど、まだまだガチ対戦については研究が進んでいない中で、この記事がなにかの参考になれば幸いです。

 

早速ですがメダロットSの対戦をするにあたって何が必要でしょう?
まばさん(まば🦎 (@mabaneko) | Twitter)の充填計算ツールの事は知っておく必要がありますね。これは絶対必要。
僕も大会のパーティ作るために計算しまくりました。

今回の超ロボトル祭Sは3人組の勝ち抜き方式のチーム戦になります。
まず先鋒同志で戦い、勝った方はそのまま負けたチームの中堅と戦い、最終的に相手の大将を倒せば勝ちです。
先鋒が負けても対戦相手の情報を次の中堅に共有したりできます。しかしそれを見越して別パーティを使ってくる相手も沢山いました。
参加チームはどこもめっちゃガチです。めっちゃレベルの高い大会でした。

 

最終成績としては、僕らのいた東日本ブロックは5チーム中で上位3チームが3勝1敗で並び、得失点差によって我らが関東チームはブロック2位という結果に終わりました。

僕もこの大会に向けて色んなパーティを試してみたのですが、結局複数パーティ使うのはやめて一番使い慣れたノエルインプレグナブル軸を煮詰めていくことにしました。
ノエルインプレグナブル軸はオンライエキシビションが実装された当初から使ってきたパーティであり、これに匹敵するほどに信頼できるパーティは他にありませんでした。
パーティはこんな感じです。

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この大会はフラットルール、サイバーフィールドで行われます。
フラットルールの特徴として、スキルレベルが50で統一されるため、攻撃の威力・成功がノーマルルールより落ち、防御側が有利になります。
攻撃が通りにくく長期戦になりやすいのであれば回復ソースを持っている方が有利だと考えました。
その為、パーティに求める条件を以下のように固めていきました。
・ファーストエイドを使う。
・リペア系パーツを使う。
・妨害クリアを使う。(メダSはマイナス症状が強いため対策必須)
・エフェクトクリアを使う。(フラットルールはこれがないと詰む相手が多い)
・ヘビーホイールを使う。(理由は後述)
フィランソロピーを使う。(トルネアンチ対策最終兵器)
・ノエルを使う。(可愛い)
ソニックショットや横一閃のような攻撃メダフォースをなるべく採用する。(パーツによる攻撃が弱体化する分、メダフォースがダメージソースとして大きな役割持つ為)
・アタックトラップorエフェクトトラップを採用する。(ディスターバンスへのメタ)
・パーティ全員に攻撃パーツを持たせる。

 

全員に攻撃パーツを持たせるというのはつまりフル補助機体を採用しないということです。
例えば妨害クリアは本来速さが大事ですし、リペア系はなおすスキルレベルが高いほど回復量が増えます。
だからなおす99しかける51とかで妨クリ・リペア・ファーストエイドを持たせたフル補助役と、攻撃スキル99の攻撃役に役割分担するのは、ノーマルルールでやる分には合理的です。
フル補助だと耐久面も固くなり、そのフル補助役をリーダーにするのもメダリーグでは一つのセオリーとして固まりつつあります。しかしフラットルールでは話が違います。
全てのスキルレベルが50になる為、どれかに特化するという選択肢は消えます。
メダルの持つ3つの得意スキルを全て使う組み方もノーマルよりやりやすいですし、リペア役や防クリ役を一体に集中させずに二体に分散することも可能です。
フル補助だと耐久が固くなるという話もビショップメダルやナースメダルを使う場合に限定されます。(勿論それらを使う場合はメリットになりますが)
ここまでフル補助の利点がフラットではほぼ無くなるという話をしたところで、今度は全員に攻撃パーツを持たせることの利点について話します。
まずディスターバンスへの対策を考えた時、ディスターバンスに対するピンポイントメタで数値の低いトラップバスター持ちの脚部を採用することはしたくないと考えました。
よってディスターバンスの対策はチャージをためてアタックトラップorエフェクトトラップを使うことにしました。フラットルールはチャージが速いので、補助スキルを5回使ってディスバンを枯らすよりは有効です。
理想はフルチャ役にアタックトラップを持たせることですね。フルチャージは特殊スキルであり充填速度がノーマルルールと変わらないので、少し調整すればディスバンより速く使えます。
大会前に試していた別チームではアタックトラップとソニックショットを両立しているレンジャーメダルにフルチャージさせていました。
ディスターバンスの対策がメダフォースというのは少し遠回りな気もしますが、全員に攻撃パーツを持たせることでディスバンを置かれても暇なターンを作らないことができます。
アタックトラップでディスバンをどかしに行くか、ディスバンを無視して攻撃によって決着をつけるかという選択肢も生まれ、立ち回り次第で幅広く対応できると考えました。
また攻撃機・補助機のような役割分担をせず全員に補助と攻撃パーツを持たせることで相手にリーダーを読まれにくくなるというのも大きなメリットです。

 

 

以下は個別紹介です。

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ステルスメダル
セカンドサイト装甲V×2
ライジングソード装甲V×2
スケープシールド装甲V×2
ティップトゥ充冷V×2

 

ノエルに適正がありアタックトラップのあるハンターメダルを採用。
滅多に使わないけどステイシスは味方のエフェクリを、防クリ貫通サンダーに変えます。
チャージする機会が多いため、脚部充冷と装甲回避の上がるワタルコラボコウジをメダロッターに選択。
2番機のクロスメサイアとセットで初手の行動を選ぶことが多いです。
ノエルでコンシール+クロスでフルチャージ
ノエルでサンダー+クロスでエフェクリ
などなどで盤面をコントロールします。
試合が進めば変形してドライブAで削り役もこなすし、スケープシールドはスキル適性がなくてもたまに使います。
チャージ・頭・右腕・左腕・3つのドライブ行動の全てが常に選択肢となり、柔軟に戦える機体です。
昨年12月の超ロボトル祭S(個人戦)ではリーダーを守るべき場面でコンシールを押せずに敗退したので、ノエル使いとしてのプレイングを磨いていきたいですね。

 

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ナイトメダル
チャージコルネ充填V×2
ショーキッカ装甲V×2
ネオテンタクル装甲V×2
ヘビーホイール充冷V×2

 

フルチャージからインプレグナブルor横一閃が選べるナイトメダルを採用。
メダロッターは当初フルチャージが車両ディスバンを抜けるよう、ティーンカ+フーパ+怪盗レトルト+スピードスタイル+強化チップ抜きとしてスルメを採用していました。
大会中に同条件のセレーネを抜けないことが判明したので、以降はこちらもメダロッターをセレーネに変えてティーンカ+フーパ+セレーネ+スピードスタイル+強化チップ抜き調整に変更しました。(1敗)
つまりどういうことかと言うと、フラットルールでは頭部充填234の怪盗レトルトより脚部充冷198のセレーネの方が速いということです!

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(昨日知った!)
スキルレベルは充填・冷却にかかり、メダルレベルは充冷にかかるらしいので、スキルレベルが50になるフラットルールでは脚部充冷の方が影響が大きくなるらしいです。
つまり面倒くさい計算はいいから充填計算ツール使おうぜってことですね。
また妨害クリアの対策として、妨クリ役より速いバグやフラッシュで行動を邪魔するというものがありますが、その最速バグ系の対策としてヘビーホイールが活きると思い採用しました。
フラットルールでは格闘スキルも遅くなるため、ヘビーホイール+セレーネのチャージ行動はあらゆるマイナス症状より速くハジャを発動させ、自身に妨害クリアを付与することができます。そして次の行動でチーム全体に妨クリを貼れます。
頭パーツは大会前までアークコルネを試していましたが、ノエルがコンシールを使えるためフルチャージ改である必要性が薄く、非Hvのチャージコルネを選択しました。

 

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ウサギメダル
エンジェルボディ装甲V×2
アフェクション装甲V×2
アクアアーム装甲V×2
フィランソロピー装甲V×2

 

パーティに求める条件によりファーストエイド・フィールドリペア・スーパーアーマーを採用。
女型の腕攻撃パーツの選択肢が貧弱すぎたので、唯一強そうだったアフェクションを採用しました。(冷却デメリットの重いゴーストやパワライは宗教上の理由で使いません)
脚部が壊れてHvリミットオーバーしないようチップは装甲全盛りです。
フィールドリペアとカウントリペアのどちらを使うかは好みだと思いますが、大体の場面で合計回復量はフィールドリペアの方が多く、自分はメダチェンジを使う関係もあってフィールドリペアを選びました。
メダルは適正メダルの中で唯一ソニックショットが使えるウサギを採用。
リーダーは基本的にこの子ですが、勝ち抜き戦の中でリーダーバレしたら他に変えるということもやってました。

 

パーティ紹介は以上です。
今回の大会はチーム決定から2週間、チームメイトのluxさんモノクロさんと練習試合したり、勉強会したり、luxさんが仮想敵パーティを用意してくれたり、モノクロさんが作ってくれたディスコ鯖で大会中も励まし合ったりととても楽しい時間を過ごすことができました。
改めてチームメイトのお二人、大会の運営の皆さん、対戦してくださった方々、ありがとうございました。