【シーズン2使用構築】壁×竜舞カチコミドラゴンズ【最終日瞬間3 桁最終爆死】

 おはこんばんチャンピオンタイムイズ・アローラ。Zoukingです。
 スカバイ発売を機にポケモン復帰しました。
 来シーズンから未来と古来のポケモンが参戦してパルデアの豊かな生態系が壊れてしまうので、供養として構築記事を書こうと思います。
 今シーズンは最終日に3桁への希望が見えましたが、最終順位は爆死でした。

残ってた中で一番順位が高いスクショ

ポットデスとストリンダーの枠は入れ替えながら使ってました

 まずは構築のコンセプトとポイントをさっくり解説します。

1.構築のコンセプト

 先発ノココッチorキラフロルでステルスロックを撒き、ドラパルトで壁を貼って、テラスタルエースのオノノクスorストリンダーorウェーニバルで全抜きします。
 最終日はストリンダーとポットデスをコロコロ入れ替えてました。

2.相性補完

 パルデア環境で積みを考えるに上でポイントとなるのは、相性補完と先制技への耐性だと考えました。
 本構築はステロ役ノココッチと壁貼り役ドラパルトの相性補完が優れており、例えばコノヨザルとノココッチ対面ではシャドボでコノヨザルを削ったあと、ドラパルトに引いて格闘技を透かしながら、ドラパのシャドボで処理などの処理ルートを盛り込んでいます。
 ノココッチのシャドボ+ドラパルトのシャドボでコノヨザルやサーフゴーを処理する為にドラパルトは壁貼りでありながら控え目CSで採用。ノココッチが相手のドラパルトに強いので、ドラパルトミラーはほぼ考えなくていいです。
 さらにドラパルトを倒すために飛んでくる拘りドラゴン技は死にだしのフェアリーテラスオノノクスの起点にする。スカーフサーフゴーにドラパルトを突破されたあとはノーマルテラスストリンダーの起点にするなど相性補完によって組まれてます。(実際にはオノノクスもストリンダーもテラス前提なので同時選出はしませんが)

3.先制技への耐性

 テラスタル環境では先制技が強いです。
 竜舞やギアチェンジで素早さを高めても、敵の先制技で縛られては元も子もありません。
 特に今の環境で高火力の先制技といえば神速と不意打ちの2強。
 オノノクスとストリンダーも体力満タンであれば、カイリューのノーマルテラス鉢巻神速は耐えるため、リフレクターがあれば半分入らない計算になります。
 壁ターン管理とHP管理をしっかりすればここも問題ありません。
 しかしもう一つのアプローチとして神速を無効化できるゴーストテラスにも可能性を感じます。
 シーズン中にユーグレナさん(ユーグレナ (@euglena_leasia) / Twitter)からゴーストテラスオノノクスの案をいただき、陽気ASの命の珠持ちで使っていました。
 技構成はテラバースト、インファイト、身代わり、竜の舞。
 案をもらったとき正直天才かと思いました。
 僕自身も今シーズンは竜舞身代わり2ウェポンのオノノクスをずっと研究してたのにインファ霊テラバの2ウェポンの組み合わせには辿り着かなかった。
 格闘ゴーストの攻撃範囲は2ウェポンで完結しているし、身代わりは不意打ちや欠伸透かしだけでなく相手のテラスタルを確認してから動ける利点がある。
 霊テラス身代わりで先制技2強を対策できる。
 シーズン途中は壁クレッフィ+霊テラス珠オノノの並びで戦っていましたが、壁役をドラパに変えたことでオノノのテラスタイプも相性補完の良いフェアリーに変更しました。
 ステロどくびし壁+妖テラスオノノクスの並びが強いと手応えを感じていました。
 しかし最終日の前日時点でもパーティの最後の1枠が定まらず、何を入れてもほぼ選出できずにいました。
 1枠空いてるなら全抜きエースを増やしたい。妖テラスオノノクスがブーツガモスに弱いから、それに強そうな霊テラスオノノクスが欲しい。
 しかし1つのパーティにオノノクスを2体入れることはできないので、第二のオノノクスとなるポケモンを探した結果、霊テラスウェーニバルに辿り着きました。
 試運転なしで本ロムで動かすことになったウェーニバルですが、非常に良い働きをしてくれました。

個別紹介

 ドラパルト@光の粘土 すりぬけ フェアリーテラス
 シャドーボール、呪い、リフレクター、光の壁

 

(画像はミスってのろわれボディになってますがすりぬけです)

 壁展開がコンセプトなので全試合選出しました。
 相手視点ではアタッカーの可能性がチラつき相手にテラスタルを強要できるのが強かったです。
 呪いを2回打っても生存できるようHPは奇数です。

 

 ノココッチ@オボンのみ てんのめぐみ ノーマルテラス
 ばくおんぱ、シャドーボールステルスロック、あくび


 パルデアのステロ役としてもっとも信頼してるポケモン
 挑発されてもタイプ一致の爆音波で打点を持てるし、あくびを身代わりで躱そうとする相手にも身代わりを貫通する爆音波で圧力をかけられます。
 初手サザンドラ対面は身代わりか挑発ケアで爆音波押してました。耐久に振ってなければ確定2発です。
 ステロ役はノココッチとキラフロルがいますが、8割がたノココッチを信頼して投げてました。
 霊への打点としてシャドーボールを採用しており、てんめぐシャドボは4割でDダウンするので積極的に狙いにいきました。

 キラフロル@気合いの襷 毒化粧 フェアリーテラス
 マジカルシャイン、マッドショット、ステルスロック、毒菱

 

 鉢巻ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え、素早さは最速で残りC。
 ヘイラッシャやラウドボーンを崩すために毒菱とステロを両立した先発要員が欲しかった為採用しました。
 起点にされやすいポケモンなので、選出は慎重に判断しました。

 オノノクス@たべのこし 型破り フェアリーテラス
 テラバースト、地震、身代わり、竜舞

 

 壁と耐久振りで2舞以上することをコンセプトにしたオノノクスです。
 どくびしと合わせてヘイラッシャやラウドボーンを崩しに行く選出をよくしていました。
 特性により天然・化けの皮・浮遊を無効化できることから積みエース3体の中で1番選出していました。
 1舞でスカーフサーフゴーを抜けなくて困った場面もあるため、調整は一考の余地あり。  
 持ち物はオボンのほうがサーフゴーのシャドボ2耐えできてよかったかもしれません。

 ウェーニバル@命の珠 自信過剰 ゴーストテラス
 アクアステップ、インファイト、テラバースト、身代わり

 

 第二のエース枠。
 キラフロルのマッドショットなどで削りとS操作をしたところで出して、アクアステップで相手を一体倒すだけで、実質0ターン竜舞できるのがめちゃくちゃ強かったです。
 オノノクスと違い天然や化けの皮には弱いですが、それらがいない構築にはイージーウィンを量産してくれました。
 格闘技+ゴーストテラス+身代わりは強いというユーグレナ理論(勝手に命名)により生まれた最終日の助っ人ポケモンです。
 自信過剰があるため剣舞は不要で、身代わりが役に立つ場面が多かったです。
 身代わりと珠で体力がぎりぎりまで削れても、ゴーストテラスなので神速に縛られない安心感は良かったです。
 珠ダメと身代わりの消費を減らすため、HPの個体値を落としています。
 ボックスにH28のメタモンがいて助かりました。うっかりHPをすごい特訓して、2体目を育成する羽目になったのは悲しい事件でしたね。(ゴーストテラピース100個消費)

 ポットデス@ラムのみ のろわれボディ 格闘テラス
 シャドーボール、アシストパワー、テラバースト、殻を破る

 特殊エース兼受けループ崩し枠として後述のストリンダーと入れ替えながら使っていました。
 壁込みでも耐久がないので慎重に選出しました。
 ゴーストタイプなので神速を透かせると思い採用しましたが、テラスを切らないと殻を破れない場面が多かったのでその点は微妙です。
 やはりテラス後にゴーストになるポケモンの方が信頼できると思います。

 ストリンダー@のどスプレー パンクロック  ノーマルテラス
 オーバードライブ、爆音波、挑発、ギアチェンジ

 

 ギアチェンジ特殊型ストリンダー。
 ギアチェンジはハイな姿だけが覚えられますが、ハイな姿は物理向けの性格じゃないと進化できないのでミント必須です。
 タイプ一致爆音波の火力は素でサザンドラをワンパンできるほどで、のどスプレー発動後はH振りブラッキーも高乱数で飛ばせる馬鹿火力です。
 バークアウトを切ってるのでドラパルトを一撃では倒せないので、ドラパの攻撃もなるべく耐えるよう耐久振りです。
 挑発はゲンガーの道連れ封じや、ハピナスやドオーに勝てて受けループを崩せるようになるので切れませんでした。
 オーバードライブ切るとミミッキュで困ります。
 テラス前がフェアリー半減、テラス後は霊無効なのでテラスのタイミング次第でミミッキュと撃ち合えます。
 ノーマルテラスが読まれやすいポケモンなので霊技を打たれないこともしばしば。

 

 以上です。
 壁パは上の順位に行くほど相手の対応が上手くて、壁役のドラパルトを簡単に倒してくれなかったりと上位勢との実力差を感じさせられました。
 とりあえず新作発売後の初期環境を遊べたので満足です。
 今月はちょっとポケモンを休んで、積みラノベ積みゲー消化に時間を使おうと思います。

おまけ

 ところでここだけの話なんですが、実は僕はDLCフラゲしているんですよ。
 証拠の画像がこちらです。

 って、それはDLCやなくてD .C.やないかーい!
 いよいよパラドックスポケモンが解禁された新環境ですが、今季のトップメタはやはり古来の白河だと思います。

 性格は控え目でお嬢様らしく振る舞おうとするものの、特製のドジっ子が発動して常にあわあわしてる姿は可愛さ種族値255で環境に存在するオタクどもに刺ささることは間違いなしです。
 かつて第5回真皇杯で準優勝した鷺澤有里栖Zとかいう痛いオタクネームの人もD.C.4を愛用していたことを踏まえても、D.C.5が新環境に刺さる覇権構築となることは間違いないと言えるでしょう。
 それじゃあタイムマシンに乗って、2次元の世界に行ってきますわ。
 ペパー。キミの父親はエロゲを心から愛していたよ。
 ボンボヤージュ!

 

 D.C.5の公式サイトです。ちな全年齢向け作品ですよ。