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9月22日、ラストチャレンジで優勝した翌日、真皇杯本戦の日。
僕は眠気を抑えながら電車に揺られていました。
本戦権利を獲得できたことが嬉しくて、昨夜は興奮で全然眠れなかった。
僕とリアルで会ったことのある人は僕の正体が美少女だと知ってると思いますが、当時はこんな感じでした。
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2019年9月15日、この日が何の日かご存知でしょうか?
この日は七世代最後のホズラッシュ、ラストホズラッシュの開催日でした。
参加資格はシーズン7以降のレート2000越え経験者であること。
さぞハイレベルな大会となったことでしょう。
そんな中、受験の為ログアウトしていたオノノクス界隈の希望の星・シラス太郎くんがこの日のみ一時的に復活してラストホズラッシュに参加! そして4位という好成績を残していきました。
凄い! オノノクス界隈の未来は彼に託されたと言っても過言ではないでしょう。
それと同時刻、もう一つのオンライン大会が開かれていました。
真皇杯オンライン予選B。
こちらに参加していたオノノクス界隈のカースト最下位に位置するボロ雑巾氏はこの日1勝5敗で予選敗退という無様な結果を晒していました。
それはポケモンブラック2のPWTで遊んでいた頃の事。
まだオンライン対戦に手を出す前の初心者だった頃。
僕はオノノクスというポケモンと出会った。
竜の舞という技を使いこなすこのポケモンが強いと思い育成してみる。
舞って全抜きという豪快な戦い方で歴代ジムリーダーやチャンピオン達を倒し、オノノクスは僕にポケモンバトルの楽しさを教えてくれた。
時は流れポケモン第7世代、サンムーン終盤。
原点回帰して積み構築でオノノクスを暴れさせたいと考え始める。
その頃から欠伸カビゴンで起点を作りオノノクスで舞って勝つという原型はあり、ウルトラサンムーンで新登場したアーゴヨンというポケモンがオノノクスと攻撃範囲の補完に優れておりダブルエースとして活躍できると感じていた。
それから1年が経ち、シーズン12。自身初のレート2100を達成。長年の研究が報われたと思った。
だが次のシーズン13は同じ並びを使っても勝てず、2000にも乗れずポケモンの難しさを感じた。
重いと感じていたテッカグヤの増加、ガルーラ軸にハッサムに強い取り巻きが多く採用されるようになり環境に適応できなかった。
ランドカビオノアゴの4体は構築の軸として動かせないが、残りの2枠を環境によって入れ替える考え方にシフトする。
そして何とかシーズン14、シーズン15は連続してレート2000に載せられるようになった。
もうすぐポケモン7世代も終わる。
7世代最後の真皇杯、そこで自分の最強の構築を完成させたい。
2年間の研究の集大成をこの大会にぶつける。そう決意して真皇杯に臨んだ。