第5回真皇杯を振り返る ~関東・北陸予選編~

それはポケモンブラック2のPWTで遊んでいた頃の事。
まだオンライン対戦に手を出す前の初心者だった頃。
僕はオノノクスというポケモンと出会った。
竜の舞という技を使いこなすこのポケモンが強いと思い育成してみる。
舞って全抜きという豪快な戦い方で歴代ジムリーダーやチャンピオン達を倒し、オノノクスは僕にポケモンバトルの楽しさを教えてくれた。
時は流れポケモン第7世代、サンムーン終盤。
原点回帰して積み構築でオノノクスを暴れさせたいと考え始める。
その頃から欠伸カビゴンで起点を作りオノノクスで舞って勝つという原型はあり、ウルトラサンムーンで新登場したアーゴヨンというポケモンオノノクスと攻撃範囲の補完に優れておりダブルエースとして活躍できると感じていた。
それから1年が経ち、シーズン12。自身初のレート2100を達成。長年の研究が報われたと思った。

だが次のシーズン13は同じ並びを使っても勝てず、2000にも乗れずポケモンの難しさを感じた。
重いと感じていたテッカグヤの増加、ガルーラ軸にハッサムに強い取り巻きが多く採用されるようになり環境に適応できなかった。
ランドカビオノアゴの4体は構築の軸として動かせないが、残りの2枠を環境によって入れ替える考え方にシフトする。
そして何とかシーズン14、シーズン15は連続してレート2000に載せられるようになった。

もうすぐポケモン7世代も終わる。
7世代最後の真皇杯、そこで自分の最強の構築を完成させたい。
2年間の研究の集大成をこの大会にぶつける。そう決意して真皇杯に臨んだ。

構築の原型

まずランドカビオノアゴ@2の残り2枠に求める条件を改めて整理してみます。
オノノクスアーゴヨンは攻撃性能は非常に高いですが、耐久がない。
強力な先制技使い相手には厳しい戦いを強いられます。
まとめると。

  • 強力な先制技を持ち環境にも多いガルーラ・メタグロス軸への回答
  • 同じく強力な先制技を使うハッサムクチート軸への回答。ただしこちらはそれほど環境に多くない為、薄く考えてもよい。(実際シーズン14、15の構築はかなりクチートに薄いです)
  • 受けループへの回答
  • ガッサに自由に行動させない
  • ロップバシャルカリオなどの格闘が重い

ガルランドミミッキュとかヒトムグロスヒレミミッキュとかそういう有名な並びに刺していける抜きエースが欲しい。
過去にはこの条件に合うメガハッサムやゴツメジャローダを使っていました。
ハッサムは相手の炎枠には弱いですが、ヒートロトムヒードランなどの炎枠はカビゴンで受け、サイクルの中でステロダメージを蓄積していけば処理ルートは作れます。(炎パンガルーラも似たような感じで処理可能)
ただしバシャーモリザードンなどのメガ炎枠は見ただけでハッサムを出せません。
つまりハッサムグロス1メガ構築には強くても、リザグロスのような2メガ構築には選出できないわけです。
ガルーラグロスミミッキュなどの先制技持ちに強く物理耐久のある鋼タイプの抜きエース。求める条件にはかなりいい線行ってます。
鋼枠なのでカビゴンにどくどくを打ちに来たランドに後投げできたりというシナジーもある。
ハッサムは本当にいい性能してるけど、一歩足りないんですよね。
先制技頼りだから、自分より速くてバレット半減の相手にはどうしようもない。リザードンを上から殴れる素早さがあればなあ。

 

それを聞いたハッサムは奮起した。そんな理由で自分は解雇されたのかと。
それからハッサムは過酷なトレーニングにより肉体改造に挑み、種族値の限界を超えた。
全てはもう一度レギュラーに返り咲く為に。
人間の世界では数か月しか経っていないが、ウルトラホールで5億年の修業期間を経たハッサムはついに帰って来た。
ハッサムを超えたハッサム。ウルトラハッサムとして!

 

「ただいまー!」

カミツルギ

どちら様!?
「なんだ雑巾、オレの顔を忘れたか? オレだよ、オレオレ。オレだってばほらオレ」
まさか、お前ハッサムなのか。そんな薄っぺらかったっけお前。
「そうだよハッサムだよ。風邪ひいて喉潰れて声が枯れちゃってさー。あとグロスガルドぶちのめしたいから悪Z貸してくんね?」

 

こうして剣舞を積めばグロスガルドガルーラを飛ばせてミミッキュにも強い、臆病悪Zハッサムを採用。(最速アムハングロスなんておらんやろー)
このハッサムがかなり高い選出率を誇り、ミミッキュ入りにも強気に投げていける為、オノノクスの型を竜舞3ウェポンから竜舞剣舞2ウェポン型へ変更しました。
普通のパーティにオノノクスを投げる機会は減りましたが、オノノクスには受け回しへの崩しを強く意識する方向に構築内で役割分担します。
ヌオーやミミッキュの入っている受けループを崩すには型破りオノノクスが最も適していると古事記にも書いてある。

ここまでまとめると。

  • 強力な先制技を持ち環境にも多いガルーラ・メタグロス軸への回答→クリア
  • 同じく強力な先制技を使うハッサムクチート軸への回答
  • 受けループへの回答→クリア
  • ガッサに自由に行動させない
  • ロップバシャルカリオなどの格闘が重い

となるので、ハッサムクチートガッサロップバシャルカリオなどなどに強いHBめざ炎メガフシギバナを採用して構築の原型が完成しました。
実はテッカグヤがまだ重いですが、ヘビボンのカグヤにはフシギバナで勝てるがエアスラの方は無理、なので見せ合い画面での型予測を頑張ることで対策とします。
アゴハッサムにはフシギバナアゴの起点になるので出し辛い。(21達成時は地震バナを使ってたが、今の環境で地震バナがどこまで刺さるかは不明)
またラティクチートに対しては、ラティをカビゴンで受けるのがかなり怪しい(昔はバナハッサム同時選出で非メガハッサムで受けていた)
だからフシギバナはメイン5体の苦手どころを薄く広く対策した誤魔化し枠といった呼び方が適切ですね。
フシギバナの枠は今後試運転をしながら調整していく方針です。
ではこの形を構築の原型として真皇杯に挑んでいきましょう。

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東予

オノノクスにドラゴンZ以外の持ち物を持たせる選択肢はないのかと、かねてより考えていました。
剣舞を採用したことで、テッカグヤエアームドもドラゴンZで押しきるという処理ルートをとれるようになった。
ならばそこにさらに安定するよう持ち物を水Zにしてはどうか?
ステロ+剣舞アクアテールZでHB特化テッカグヤも68.8%の乱一。
エアームドも同条件で43.8%の乱一。
また逆鱗は行動固定により素で打ちづらい技ですがアクアテールなら素で打ってもランドグライへの安定した打点になる。
竜舞後のアクアテールでステロの入ったリザードンをXY問わず処理でき、ドラZと違いZを切る必要がない。
カバルドンも処理しやすくなるし、水Zオノノクスはかなり可能性があるのでは?
そして竜Zをアーゴヨンに渡すこともできる。

 

今回の変更点
アーゴヨン@ドラゴンZ
オノノクス@ミズZ
アクアテール、地震、剣の舞、竜の舞

 

東予選で一番印象に残った試合を紹介します。
初手こちらランド、相手霊獣ボルト。
封じ→ステロという動きを考えていたら、めざ氷2発を上から打たれてステロを撒けずランドロスダウン。
ここで臆病スカーフが確定。
オノノクス死に出しで竜舞→アクアテール。
ルカリオならボルトのめざ氷+ルカリオの先制技で縛られるので、ルカリオじゃないこと願望プレイ。
しかしアクアテールが外れてオノノクスもめざ氷2発でダウン。
ステロも無い状況でラス1地震ワンウェポンカビゴンが残りました。
とりあえず負ける前に裏を見るかと吹き飛ばしを選択。
相手はルカリオ引き、吹き飛ばしでボルトが戻ってくる。
なんか可能性を感じたので、ここで地震を押す。
相手はまたルカリオを投げ、地震急所でルカリオ突破。(!?!?!?!?)
死に出しでウルガモスが出てくる。Zでも木の実でもヤバイと思ってたけど、どっちでもなくてカビゴンウルガモス突破。
ラストのボルトロスは拘り確定。10万を連打してましたが、こちらは適度なタイミングでリサイクルを押す作業。
PPで勝てないことを悟って相手降参。
奇跡が起きました。
ポケモンってゲームは最後まで諦めちゃいけないんだなと学んだ日です。

 

こんな勝ちでも予選抜けに必要な貴重な1勝には変わりません。
東予選は参加人数も多く、僕は12人ブロックでした。
予選を11戦も戦えばその中で運負けも運勝ちも同じくらいあります。
結果8勝3敗。
同ブロック内では、なかまささんが9勝で1位抜け、らくがきさんが8勝ですが、直対で僕に勝ってるので2位抜け。
僕はブロック3位で予選落ちが決まりました。
あー、あの直対負けちゃいけなかったなあ。
らくがきさんとの試合で流星外したのがなー、運負けだなあ。
あー運負け運負け……

 

運営「らくがきさんはパーティ申告シートの性別未記入でジャッジキルです。鷺澤有里栖Zさん、決勝トーナメントに来てください」

 

運勝ちぃいいいいいいいいいい!!!!!

 

ポケモンってゲームは最後まで諦めちゃいけないんだなと学んだ日でした。(2度目)

 

ジャッジキルの喜びを知り、究極の運勝ちをした雑巾。
運営からパーティ確認を受け、フランス語ロムで運営陣を困らせるなどした後、トーナメントへ進む。
決勝トーナメント1回戦の相手はごごちゃさん。

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相手のパーティはマンダナットドランレヒレジャラランガミミッキュ
鬼のようにきついパーティだ。
マンダナットドランの時点で辛いのにジャラランガまで。勝てたら奇跡だぞこれ。
とりあえずランドカビアゴと選出してみましたが、ジャラランガに蹂躙されて負け!
僕の関東予選は終了です。

 

今日の反省会。
まずごごちゃさんとの試合を振り返ってみます。
相手の選出はレヒレナットレイは来ないと踏んでて、メガ枠兼カミツルギに強い枠としてマンダ、アーゴヨン受けにヒードラン、ラスト1枠はこちらにフェアリーがいない為、通りのいいジャラランガかさらにアーゴヨンに厚くする為のミミッキュのどちらかと読んでいました。
実際のごごちゃさんの選出はマンダドランジャラランガ。選出予想は合ってたと言えます。
しかしここまで読めるとあれですね。
めっちゃ竜Zオノノクス出したい。
今日のオノノクスがマンダに打点のない型だったから出せなかったけど、いつものドラゴンZ型なら一度舞えば一貫を作れた筈。
アーゴヨンはドランに弱く、ドラン対面カビゴンに引かないといけない。そこにジャラランガを合わせられると負けです。
実際まさにそういう負け方をしました。
今の構築だとマンダ軸への出し方がランドカビアゴしかなく、マンダ+アーゴヨンに強い枠という並びに窮屈な対応を強いられます。
ブロック予選でもマンダドラン系の受け回しに負けています。
この日は予選で水Zオノノクスでカグヤを飛ばせた試合が1回、逆にドラゴンZなら選出できたけど水Zにしたせいで出せず落とした試合がごごちゃさん戦含め2回。
アーゴヨンが通しにくい並びにオノノクスを通すというオノアゴ構築のコンセプトが崩れています。
やはりオノノクスはドラゴンZの方がいい。
そしてごごちゃさんとの試合でカビゴンジャラランガ対面が出来たとき、あの時カビゴンの残りHPが6割ほどでブレイジングソウルビートを耐えるか怪しかった。
そのとき僕は挑発一転読みでアーゴヨンに引きましたがブレイジングソウルビートを打たれ負け。
しかし試合後にダメ計したらカビゴンのHPはブレイジングソウルビートを確定耐えするだけ残っていました。
つまり耐えて吹き飛ばしが押せた。
なぜ試合中に手元の電卓でダメ計をしないのか、なぜ曖昧なダメージ感覚のまま即決してしまうのか。
挑発かブレイジングソウルビートか、どっちが飛んでくるか択には違いありませんが、相手視点ブレイジングソウルビートで落ちそうに見えるが、自分視点だと確定耐えするという情報があれば択の判断材料が全然違います。
フレンド対戦はレートよりも長く選択時間がとられていますし、持ち時間制ではないので長考に特にペナルティはありません。
即決癖を直す、一手一手熟考しながらダメ計をする。
それが自分の課題だと感じた試合でした。
構築、立ち回り、なにもかも実力不足。
今の自分は真皇杯本戦の切符を手にする器ではない。
きっかけはジャッジキルとは言え、この日ごごちゃさんと対戦できて良かった。
対戦ありがとうございました。

北陸予選

オノノクスの型は結局元のドラゴンZに戻しました。
東予選を振り返ってアーゴヨンの技外しが目立ったことに注目。
また竜技の威力が欲しいが竜Zはオノノクスにとられていること、そして大文字の命中不安。
これらを解決できる神アイテムを使います。
アーゴヨンの炎技を命中安定の火炎放射に変え、足りない威力を命の珠で補うことにしました。
既に構築内でオノノクスカミツルギがZを持ってることで、アーゴヨンの持ち物をZ以外にすることでアタッカー同時選出でも持ち物が腐りにくくなる利点もあります。
珠流星群の威力は169であり、ヘドウェZの威力175と遜色ありません。
しばらくは珠アーゴヨンを試してみることに決定。
またランドロスのどくどくの枠を叩き落とすに変更しました。
理由として、相手のランドロスに対して叩き+アーゴヨンの珠流星でランドの型問わず処理できるため毒に頼るより処理速度が早まる。
また共有カバに対しても、ランドの地震+アゴの珠流星で今までより楽に処理できるようになりました。
叩きランドなら持ち物のあるグライオンに対して連打することで身代わりを残させない等の利点もあります。
そして悩んでいたメガ枠ですが、今回はリザードンを採用。

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リザードン@リザードナイトY
臆病 153-111-112(108)-210(244)-135-154(156)
火炎放射、エアスラッシュ、目覚めるパワー氷、ニトロチャージ

 

採用理由はバシャーモミミッキュに強そうかつ初手に来る襷ガッサに対し、ランドの地震+リザのニトチャで起点にできること。
素早さはニトチャ1回で1加速準速メガバシャーモや準速スカーフ霊獣ボルトを抜けるライン。
本当は最速ランドまで抜けると偉いのかもしれませんが、この微妙な耐久振りが活きた場面が多いのでこの調整にしてます。

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8月11日は北陸予選。
しかしその前日8月10日はオンライン予選A2の日でもあります。
オンラインA1、A2、A3のそれぞれの上位者がA-finalでぶつかりあい上位2名が本戦に出場できます。
これもまた本戦へ繋がる道。
A1の仲間大会はボロ負けでしたが、A2はトーナメント方式。
この日は珠アーゴヨンリザードンの活躍によりトーナメントベスト8に入り、A-finalの権利をゲットしました。
準々決勝ではみかんぽけさんに破れ敗退。その後すぐに夜行バスで北陸予選に向かいます。

 

翌日の北陸予選。
予選は6人ブロックから上位3人抜けだそうです。
ここで強く記憶に残ってるのは予選のコロナさん戦。
相手の選出はアーゴヨンガブリアステッカグヤ。こちらはランドロスカビゴンリザードン
お互いにステロを撒き合いサイクル戦となりリザードンの繰り出し回数が制限され苦しい試合となります。
なんとかアーゴヨンを倒しましたが、ガブの逆鱗でリザードンも倒されてしまう。
こちらの残りはランドロスカビゴン、リザを失った時点でテッカグヤの突破は絶望的。
降参するか? いや。
正直この試合はもう負けかもしれない。けど最後まで勝ち筋を追いたい。
ここで粘った経験は絶対にいつか活きてくるはず。
まずカビゴン地震しかウェポンがない為、テッカグヤを削るダメージソースはステロとランドの叩きのみ。
この時点でカグヤの持っていた木の実は既に叩き落とした後なので、カグヤの回復ソースは宿り木のみ。
吹き飛ばしを打ちたいので、カグヤより先にガブを倒してはいけない。
前提条件はこんなところ。
カビゴンの欠伸でカグヤを寝かす、寝てる間にランドを投げ叩きで削る。
(何ターン寝てるかは多少願望プレイも込みだが)起きるタイミングにカビゴンを投げめざ氷を受ける。
その後カグヤは宿り木を打って来るので、吹き飛ばすことで回復はさせない。
この動きを繰り返すことでなんとか削り続けました。
こちらも交代の度にランドがステロダメージで削れていく苦しい戦い。
やがてガブがカビゴンに逆鱗を打ってきたので欠伸で寝かす。
裏のカグヤはあとステロと叩き一回で落ちそうな体力。
ガブが寝るターンに逆鱗か宿り木でカビゴンが落ちてくれて、眠りターンを消費してない状況でランドを出せれば理想的なのですが、カビゴンはHP3で生存してしまいます。
ここはランド素引きでもカビゴン居座りで宿り木退場でもあまり変わらなさそう?
カグヤに引きそうなターンだったので、ステロダメージを稼げる吹き飛ばしを選択。
相手はガブ居座り、吹き飛ばしでカグヤが出て来て宿り木でカビゴンのHP3が吸われる。
最後にランドを出して叩き落とす。
これをカグヤにミリ耐えれて、返しのヘビーボンバーで倒され敗北。
試合後、お相手にカグヤの残りHPを聞いたところ3だったそうです。
あの時、カビゴン居座りでなく絶対ランドに引くべきだった。
たいして影響しないと思っていたHP3が勝負の明暗を分けた。
もしカグヤを倒し、ガブが最長眠りだったら勝てる可能性は残っていた。
(ランドのHPはあとステロ1回で落ちる体力だったが、ガブが地震2回で倒せそうな体力だった)
スマートに勝つならそもそもこの試合はガブがいた時点でリザードンを出さないのが正解だったと言えます。
ただ選出ミスで不利な試合になっても勝ち筋はあった。それを知ることができました。

 

予選は4-1で1位抜け、シードを貰って時間の空いたところで雑談にいきました。
この日の目玉はリアルで初めて会うt/Tさん。
今日はどんな面白ポケモンを使ってるのか話題になりました。


メイちゃんファッションの可愛いt/Tさん「今日はアギルダー使ってるんですよ」
北海道予選の帰りの飛行機に遅刻して5万円失い心に深い傷を負ったはるかわさん「アギルダー僕も好きなんですよ。5世代の頃アデク統一使ってて」
ぼく「でもはるかわさん、7世代でアギルダー使ったことあるんですか? 僕はシンプルシンフォニーで使いましたよ」
謎のアギルダーマウントをとり始める雑巾。

 

決勝トーナメント一回戦はマンマンガルドをニトチャリザYで3タテして勝利。
ベスト8に入ってオンラインBの参加資格をゲットしたところで一安心。
まあ今日は天城茉莉音ちゃんの誕生日だし、優勝するつもりだけどね。
余談ですが、僕の真皇杯の参加名が鷺澤有里栖Zで、この日のツイッターの名前が「茉莉音ちゃんお誕生日おめでとう」になっていた為、この日相互になった人には初手からカオスを見せつけたことをお詫び申し上げます。
準々決勝の相手はめいろさん。

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この手の並びにはランドカビツルギの選出で確定。
初手ランドゲッコウガ対面。波乗りを耐えステロを撒く。
ここで激流だとわかる。襷っぽい。
カビゴンに引いて波乗りを受けた後、相手は挑発、こちらは挑発ケアの地震
カビゴン地震は激流ゲッコウガに確定3発なので、この動きなら挑発のラストターンに丁度ゲッコウガを倒せます。
カビゴンが木の実を食べない程度に削れると相手は攻撃を止めて挑発でターン潰しをしてきました。
地震ゲッコウガを倒し、挑発が切れる。
相手はランドロスを死に出ししてきます。
ふむ、この動きは叩き落としに来たということかな?
ここは叩き落とされても欠伸ループに持ち込むべきか?
相手の裏がミミッキュだとしたらカビゴンの木の実は残しておいた方がいいか。
なら叩き落とすに合わせて、こちらはランド捨て。
威嚇を入れてカミツルギの起点にするのが良さそう。
そう考えてHPが赤ゲージのランドロスを投げます。
相手のランドロスのロックカット! 剣の舞!(?!?!?!?!?)
この後めちゃくちゃボコられた。
おいおい、あそこでカビゴンに欠伸されてたらどうしてたんだよ!?

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ラムの実でーす!
これは勝てない。
欠伸ループ絶対殺す最終兵器過ぎた。
ここまで絶対に無理な相手を引くと清々しい。

 

その後はめいろさんを応援していたものの、準々決勝でよにいちさんに敗れて3決へ。
よにいちさんはバトンバシャを軸に瞑想ランドロスや火炎玉クレセリア、充電ロトムなどに繋ぐバトン構築を使っています。
実は予選で同じブロックでしたが、あの時はバシャーモがバトン型だとわかる前に倒してしまい、その後瞑想ランドロスクレセリアではカビゴンを突破できずステロ吹き飛ばしで削って勝ちという内容でした。
めいろさんとよにいちさんと僕でじゃんけんみたいな三竦みになってる感ある。
結局この大会はよにいちさんが優勝。2位の四畳半さんが本戦権利を辞退した為、3位のめいろさんの本戦進出が決まりました。
この土日でオンラインA-finalとBの参加権獲得。そして新たな出会いもあり、充実した週末でした。

 

東北・オンライン予選編へ続く