ご無沙汰してます。Zoukingです。
今回は第6回真皇杯本戦に参加してきたので、使用した構築の記事の残したいと思います。
真皇杯本戦とは全国の予選を勝ち抜いた上位プレーヤー32人のみが参加できる猛者だらけの大会です。
5月の末に東北予選で優勝した東北最強(関東在住)の僕も参加資格があるわけですが、レギュG初期環境ゆえの初見殺しで勝てた当時と違い、伝説ルールの研究の進んだ現在では当時の構築が通用するわけもありません。
5月6月とランクバトルの成績は4桁の番人をしており、完全に「構築ない、構築ねえぞ栗原ァ」状態でした。
7月頭に流れてくる構築記事を読み漁りながら、なんとか強いパーティの秘訣を掴み自分の使いこなせる構築を考え始めました。
伝説枠の選定
7月6日、真皇杯北海道予選が終了し、本戦進出者のうち30名が決定しました。
残りの2枠は7月13日のラスチャレで決まるわけですが、その時点で30名の使用した伝説ポケモンに注目します。
黒バド11人、ミライドン5人、白バド3人、コライドン2人、ルギア2人、テラパゴス2人、ムゲンダイナ2人、ザシアン1人、ホウオウ1人、日食ネクロズマ1人。
ここから本戦は黒バド使用者が多く、黒バドへのメタも厚いであろうことを予測しました。
あらゆるところからビックリテラスで対策されることを考えると、自分が黒バドを使う選択肢はなし。黒バドをメタる側にまわってテラパゴスを使うことを考えました。
まずは6月最終3位のテラパゴス全一であるシグマさんのレンタルを使ってみましたが、テラパゴスの技選択が難しく早々に挫折。
ただし毒菱で相手のチョッキ枠を疲弊させて特殊伝説を通す考え方は自分が求めていた方向性に近かったため、構築のベースとして参考にさせていただきました。
自分はレギュF以前まで基本選出の3体が強く8割くらいは基本選出で戦える展開構築を好んでいました。しかしレギュGでは伝説ポケモンごとに対策の方向性が違いすぎて限られた6枠で構築を組むのが非常に難しいと感じていました。
シグマさんの構築記事を読むと、自分が組みたい展開構築の方向性と合致しており、相手の伝説枠+取り巻きのパターンごとに選出の考え方・組み方が綺麗に整理されていて非常に参考になりました。
とはいえ火力の低いテラパゴスは自分には扱えなかったので、特殊伝説の中でも使い慣れているミライドンを選択して構築の軸とします。
原案通り、物理伝説へのクッションとなるラウドボーンと、特殊伝説へのクッションとなるディンルーは続投。
次に毒菱要員は原案ではミライコライの前で動きやすいガラルマタドガスでしたが、自分は黒バド入りに投げやすい毒菱役が欲しかったため、タイプが黒バドに強そうに見えるハリーマンを採用しました。
ミライドンが特殊の全抜きエース枠なら、物理の全抜きエース枠も必要と感じ、天然やマルスケ化けの皮などの面倒くさいものを全て破壊できるオノノクスを採用。
最後に1枠余ったので、壁張りを入れたくてオーロンゲかアローラキュウコンかで迷いましたが、キュウコンを採用して構築が完成しました。(オーロンゲとキュウコンの比較については単体紹介にて)

余談ですが、僕は粘土壁を信頼しており、テラスタル環境では先制技が強いため、粘土壁で積みエースを守ることを重要視しています。
壁を構築のメインにするかサブにするかの違いはあれど、9世代環境で組んだほぼ全ての構築に壁要員を採用していたと思います。
この6匹が決まった時点で7月7日の夜だったので試運転や微調整のための時間は平日のみと時間的猶予のない状態でした。
単体紹介
ミライドン


本構築のエースであり、東北予選の準決勝では氷テラバースト急所で本戦進出を決めてくれた立役者です。
中四国予選でキングカズさんが準速軽技オオニューラを使っていたたため、準速オオニューラ抜きは抑えておきたい素早さラインでした。
氷テラバーストは無効タイプがなく、相手の電気耐性テラスが匂う場面で押した時のリターンが大きいため、電気氷の技範囲を持つこのポケモンは経験値を積めば非常に使いやすいポケモンでした。
氷テラスとキュウコンの雪が合わさると防御アップ、壁込みで実質防御3倍なのはすごい!
レギュG始まってから、一緒に戦ってきてくれてありがとう。
キュウコン


レギュGのアローラキュウコン入りの記事が無さすぎて自分で調整を考えた自慢のHDキュウコンです。
黒バドの眼鏡アスビを耐えるということは通常アスビ+壁下アスビも耐えるということです。最速ブリジュラスを抜いておきたくて乱数を多少甘えていますが。
オーロンゲとの最大の違いはパオジアンウーラオスに対面強いことです。レギュGでは水ウーラオスの素早さラインが下がってることもあり、キュウコンもある程度素早さを削って耐久に回すことができると考えました。
これだけ硬いと眼鏡でないハバカミに強引に後投げできたりします。
挑発ハバカミと初手対面しても、挑発からの2回攻撃を耐えつつ凍える風で素早さ操作することで、挑発が切れたターンに壁を貼れるのが偉いポイントです。(最速ブエナ挑発は知らぬ)
そして壁構築の悩みだった毒菱への回答として、壁張り役自身がミストフィールドを展開することで、毒タイプを選出しなくても後続のエースを毒菱から守ることができます。
ミライドンが出た時も、ミストフィールドが残ってる状態で毒菱を踏み、その後に特性でエレキフィールドに書き換えられます。
テラスタイプは削れた状態でもミライドンの前で壁を貼れるよう地面にしました。
余談ですが、途中まで悪テラスイカサマキュウコンを考えていました。仮想敵は黒バド白バド日ネクですが、キュウコンの前で剣舞するわけないし、なんか白バドは雪で防御上がるし、テラス権を使うにしては不安定すぎるので採用を見送りました。
一個前の構築案でブラックキュレムを使っていたのですが、テラス依存の強いミライドンとは違って、ブラックキュレムならテラスに頼らず氷電気の技範囲が出せるのでそっちなら悪テラスイカサマキュウコンはアリでしたね。
ブラックキュレムは2竜舞してもスカーフ黒バド抜けないとか色々足りてない部分もあって没になりましたが。
個体は剣盾時代から使ってるお気に入りの子です。これまで一緒に戦ってきてくれてありがとう。
ラウドボーン


シグマさんの記事を読み、ピンチベリーを持たせたラウドボーンはスケショコライまでケアすることができるということに感銘を受けてパクらせていただきました。
バンジの実だとパクリだとバレそうなので、同じ効果のウイの実に変えています。
テラスタイプは鉢巻コライの逆鱗に破壊されないようフェアリーを選択しました。
フェアリーテラスだと地面テラスザシアンが受からないと思われるかもしれませんが、そこは鬼火でケアできます。
しかしここで一つ問題があります。
巨獣斬にラウドを受け出した後、相手のザシアンが地面テラスして居座るのか、裏の特殊アタッカーに引くのかわからない。
つまり鬼火安定とは言い切れない。
でも安心してください。そんなあなたの悩みを解決するのが欠伸という技です。
欠伸連打で交代を強要し、相手の交代が読みやすくなったところで焼きたい相手に鬼火を当てるだけ。
相手は欠伸が見えた時点で、鬼火への警戒が薄れるでしょう。
鬼火と欠伸の両採用にはこういったシナジーがあります。
伝説環境でまた一つラウドボーンの強さを発見してしまいました。
レギュAからこれまでずっと一緒に戦ってきてくれてありがとう。
ディンルー


特殊伝説に投げてステロカタス吹き飛ばしで盤面を整える役割です。
テラスタイプは鋼にすることでルギアやルナアーラに強くなります。
素早さはディンルーミラーで上から吹き飛ばしたいため、少し降っています。
オンライン2準優勝のりゆさんのディンルー素早さライン+1なのですが、本戦前夜にラスチャレ優勝のA0さんのディンルーの実数値が公開された時、自分が使う予定の調整と同速だったので頭を抱えました。
これ以上耐久を削るのも厳しかったのでそのまま使いました。
四災の中で一番使いやすかったのはこの子です。
本戦のブロック分けでは残念ながらイーユイブロックだったのですが、もしディンルーブロックだったら全勝してたな。(根拠なき自信)
レギュCからずっと一緒に戦ってきてくれてありがとう。
ハリーマン


毒菱+威嚇の起点作り性能が非常に優秀で、初手投げして良し、サイクルの中でクッションにしても良しの万能な子でした。
パオカミと初手対面した時、一番行動回数を稼げる調整を目指しました。
挑発カミや挑発オーガポンには毒針千本で殴り合いができるため、決して挑発で機能停止するようなポケモンではないと信じて採用しました。
相手に毒タイプが見えたら何もできない技構成なので投げません。
こいつを毒菱回収に使うことはなく、毒菱対策はキュウコンのミストフィールドに任せます。
テラスタイプはミライドンの前でワンチャン居座れる地面ですが、流星群で落ちるので怪しいです。テラスは滅多に切らないです。
使い始めたのは最近だけど、毒菱役の中でも上位に入る優秀なポケモンだと感じました。一緒に戦ってくれてありがとう。
オノノクス


ミライドンで無理な特殊受けを突破するための物理エースです。
やどみが白バドやトリルネクロに対して、主導権を与えないために挑発を採用しています。
その他ヒスイヌメルゴン入りなど、毒菱の効かない特殊受けを突破することを想定して技構成とテラスタイプを決めました。
調整は身代わり採用の流用で、挑発の枠が身代わりであればヘイラッシャの前で身代わりを残しながら剣舞を積めて地割れもケアできるのですが、今回は挑発の方が刺さると考えて採用しました。
オノノクスに欲しい最低限の火力素早さは確保できているので、この調整で間違ってないと思います。
よく比較対象にされるブラックキュレムは挑発地震剣舞のどれも覚えないので全くオノノクスの代わりにはなりません。
余談ですが、ラスチャレの試合を見ててA0さんのパーティはオノノクスがガン刺さってると思いました。剣舞2回積めばテラパゴスも破壊できるし。
残念ながら本戦では当たる機会はなかったです。
6世代で色孵化してから今日まで一緒に戦ってきてくれてありがとう。
選出
先発毒菱の刺さりが良ければ初手ハリーマン、相手に毒タイプがいたり、ランドやガチグマがいてハリーマンの仕事ができなそうであれば初手キュウコン。
物理伝説に対してはクッションにラウドボーン、特殊伝説に対してはディンルー。
そして全抜きエースのミライドンまたはオノノクスを最後に置きます。
場合によってはミライドンオノノクス同時選出もします。
この構築は毒菱と壁のどっちがメインでどっちがサブかといえば、5分5分と言ったところです。
重いポケモン
ミライドン以外の全員がワンパンされる可能性あり。
予選抜け構築で1匹も採用されてなかったため、本戦では誰も使わないと思って切ってました。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
本戦での試合内容とかは後日オフレポで記事にしたいと思います。