ポケソル大会シーズン1を終えた感想

ポケモンソルジャーの主催するシングルバトル大会、ポケソルウィークリートーナメント。
その大会に参加し、シーズン1を終えた感想を書いていきたいと思う。
とはいえこの大会をよく知らない人にとっては、シーズン1って何? シーズンはどれくらいの期間で、その区切りに何の意味があるの?
と疑問符が浮かぶだろうと思い、まずは簡潔に大会ルールの説明から入らせてもらう。
ポケソル大会は主に毎週土曜に開かれる(休みの週もあるが)、オンライン大会である。
そこでの勝ち数の多さがランキングに反映される。
半年を1シーズンと定めランキング集計され、参加者はそこで上位を目指すことになる。
そしてシーズンが終了するとランキング上位16名はオフライン大会、チャンピオンズリーグへ招待される。
コロナ禍の現在はオフ大会の開催は危ぶまれるが、ランキング16位以内に魅力を感じるプレイヤーは多いだろう。
前置きはここまで。


シーズン1の期間は今年1月~6月、僕は3月から参加し始め、シーズン最終戦とされる6月27日の大会を前にしてランキング17位の位置にいた。
残り1回の大会で勝ち進めばランキング16位以内に入れるチャンスがある。
とは言え、前の週の大会で予選落ちしたことで、そう簡単に勝てないだろうことも感じていた。
6月頭にはガラル御三家の隠れ特性が解禁され、中旬にはDLC鎧の孤島が配信され対戦環境は激変した。
ヨロイ島図鑑で新たに登場したポケモンはまだ6月ルールでは使えないが、新規教え技による環境への影響は無視できず、それまで使っていた構築は全く通用しなくなってしまった。
もはや1枠2枠程度の変更ではどうにもならない。
0から新しい構築を作らなければ勝ち目はない。
最後の大会を前にして残り1週間。今から新しい構築を考えて間に合うか不安はあったが、僕はそれにチャレンジすることにした。
そうして組み上げた新構築は順調だった。ランクバトルで上位を目指せる時間こそないが、以前の構築より確実に勝てるようになり順位も上がっていった。
来月にはヨロイ島図鑑のポケモンもランクバトルに参加し、今使ってる構築も通用しなくなるだろう。
使用期限1週間程度の構築、それでも最後のポケソル大会に勝つという目標の為に時間の許す限り構築のブラッシュアップを続けた。
そして迎えた6月27日。
ポケソルホームページはログインシステムのエラーにより参加者がログインできず、大会は中止となった。
この時点でのポケソルの発表は中止、つまり延期などはなく、これでシーズン1の最終順位が確定するとのことだった。
後日エラーから復旧しても、次に開かれる大会はシーズン2の大会となるだろう。
僕を含めた多くの参加者はそう解釈した。
シーズン1のランキングを僕自身の努力で上げるチャンスはもうなくなったのだ。
僕が用意した構築は日の目を見ることなく、シーズン1の大会は終わってしまった。
非常に残念であり、不完全燃焼でもあった。
構築の供養もかねて6月が終わるまでランクバトルに潜ることにした。
7月の新環境に関しては準備を急ぐ必要もない。そう思っていた。
ポケソルのシステムは復旧することもなく日が流れた。
そして7月3日、金曜夜。
突然ポケソルがツイッターにて、システムの復旧と翌日土曜日の大会開催を発表した。
しかもそれはシーズン1の大会として扱うらしい。
中止になった大会の補填を行ってくれること自体はありがたい。
しかし大会告知から開催まで1日しかない、というか24時間あるかすら怪しいのは如何なものか。
前回参加予定だったが今回都合がつかないプレイヤーもいるかもしれない。参加したくてもたった一日ではスケジュールを調整できないかもしれない。
そもそもこのタイミングでツイッターを見ていなければ大会の開催すら知らないまま明日を終えてしまうかもしれない。
ランキング16位のボーダーラインの人間にとっては大事な大会であるはずだが、中止になった前回大会の補填の役割ができているかは疑問が尽きない。
僕は幸いにして参加できるが、ルールについては不安が大きい。
何故なら大会ルールは前回行われる筈だった6月ルールではなく、使用可能ポケモンが100種類追加された7月ルールだったからである。
7月3日となると人によっては6月環境の構築はもう使わないと崩しているかもしれない、だが7月最初の週末に新環境の構築を準備できてる人間がどれほどいるか。
新ルールにしろ、旧ルールにしろ常識的な準備期間が欲しいと思うのが一参加者としての本音だった。
この時点で僕は7月環境の対戦経験は正真正銘のゼロ。
平日の間に構築の案は考えていたが、個体育成すらこれからという状況である。
大会までの準備期間は残り1日、幸い過去作のポケモンが使える為、個体準備の時間は多少ショートカットできるが、構築の試運転やブラッシュアップなどが満足にできる時間はない。
平日の疲れが溜まってる金曜夜に、今から徹夜で個体準備・試運転・構築立ち回りのブラッシュアップをして24時間後の大会までぶっ通しで準備に時間をかけるべきか?
正直、そこまでやるのは馬鹿らしかった。
こんな突発大会を開くポケソルにはついていけない。
ポケモンに限らずあらゆる競技とは決められたルールの中で勝つ為の準備を日頃から積み重ねて、大会の日に備えるものだと思っていた。
しかしポケソルの大会はルールも日程もコロコロ変わる。
そもそも一度は中止を宣言したのだ、このタイミングでの大会開催など準備どころか予想すら誰もできない。
僕の常識にある大会とはかけ離れたものだった。
チャンピオンズリーグ目指してずっと準備していた6月ルールの構築など全ては無駄だった。代わりに7月ルールの構築を1日で用意しなければそれは叶わない。
ポケソルの運営兼大会参加メンバーが7月ルールの構築準備にどれだけの時間をかけてきたかは知らないが、3日前まで6月シーズンのランクバトルを戦ってきて、さらにはこの大会の開催すら前日告知された参加者とフェアな勝負になると思っていたのだろうか?
ポケソルはランクバトルに代わる強さを図る場として自分達で大会を開くという理念を持っていた。
しかし実際にはどうだ? 最終日にルールの変わるゲームをランクバトルに代わる強さを図る場と呼ぶのか?
翌日、辛うじてパーティを用意して大会参加したが僕の戦績は3勝2敗で予選落ち。その対戦内容も7月ルールの理解度が人によってバラつきがあると感じた。
僕がずっと目指してきた6月最後の大会、6月ルールを研究しつくした者同士の熟練の戦いなどどこにもなかった。
結局7月4日のこの大会は、7月ルールに不慣れな参加者をカモにして運営が優勝という見事な結果だった。
チャンピオンズリーグでも同じ手を使えば運営が優勝できるだろう。
冠の雪原配信直後にチャンピオンズリーグを開催、ギリギリまでルールを確定させず参加者に準備の時間を与えず、ルールを決める側の運営が優勝。
それが現実的にありえると思うくらいには僕の中でポケソルへの信頼は消え失せていた。
3月から4ヶ月間ポケソル大会に参加して目指してきたものとは一体何だったんか。
期末テストの為に一生懸命勉強してきたのに、出題範囲が全然違う抜き打ちテストで最終成績が確定してしまうとは思わなかった。
結局この大会に真面目に向き合い、準備することの無意味さ。ルールを作る側の人間が神であり、彼らが勝って当然という事実を思い知った大会となった。
半年という期間のシーズン最終戦がこれでは、次の半年に参加しようなどという気持ちは微塵も沸いてこない。

以上、ここまで書いたことはあくまで僕個人の感想である。
シーズン1とかシーズン2とかランキングとかを気にせず大会に参加した人もいただろうし、それぞれの立場やスタンスによって大会への感想は当然変わってくるだろう。
ポケソルトレーナーランキング・シーズン1最終17位、鷺澤有里栖Zとしての結論はただ一つ。
もうポケソルの大会には参加しない。