【最高レート2080】~アンチサイクル~ エレクトリック・コンサート【シーズン5使用構築】

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シーズン5お疲れ様です。
ご無沙汰してます。Zoukingです。
今季はついに嫁ポケのメガサーナイトが解禁されたことにより前々から温めていたサーナイト軸の構築を使って潜っていました。
まずパーティはこちら。

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構築記事の最初にQRチームの画像を貼るのはぽけっとふぁんくしょんの職員さんが登録すべき内容を一目でわかるようにする配慮と、読者に対してQRチーム公開してますよアピールの意味があります。
自分が構築記事探す側なら、QR使える記事を読みたいと思う時もありますからね。

 

まず最初に構築の軸であるジバコサーナイトという並びをご紹介しましょう。
構築テーマはアンチサイクル。構築名はジバコイルの電気を意味するエレクリックとトリックルームをかけて、歌姫サーナイトのコンサートへようこそ。そしてこのコンサート会場からは誰も逃がさない、という意味が込められています。(物騒)

 

サーナイトについての考察を始めるにあたって現環境でサーナイトの処理ルートと言えばどんな方法があるか考えてみます。
サーナイトは数値受けと呼ばれるポケモン達には挑発を入れて一方的に殴り勝てます。(逆に言えば確二とれないので挑発が必須ということですが)

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サーナイトへの対処としてはまず上から殴る。あるいは鋼タイプの受けポケモンでタイプ受けをするという2パターンが主流だと思います。
まあミラーコートとかいう反則技撃ってくる相手もたまにいるのですが。

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上から殴ってくる相手に対し、一発耐えて反撃で落とせるようサーナイトに耐久調整を施し対面性能を引き上げる。
またサーナイトの苦手な鋼タイプを磁力ジバコイルでキャッチし、相手にサイクルを回させず一体持っていくことで数的有利を作り出すのが今回のコンセプトです。
磁力ジバコイルはピンポイント気味で腐りやすいポケモンですがサーナイトの圧力が相手の鋼枠を呼ぶ為、高確率で相手に役割対象を選出してもらえます。
苦手な相手から逃げ、有利なポケモンを後投げするのがサイクル戦の基本ですが、サーナイトには何サイクルもの長期戦に付き合える耐久はありません。
ならば強引なサイクル崩しでサイクルを回す回数自体を減らし早い段階で3対2又は2対2の勝負に持ち込んでサイクル戦を単純化します。
サーナイトジバコイルの2体がこの構築の攻めを担当してくれる為、裏の4体は耐久が高く受けられる範囲の広いポケモンを並べ、2対2の状況から確実にスタミナ勝ちできるようメンツを組みました。
サーナイトジバコイルを選出した試合は早い段階で相手の一体を持っていくことができ、選出しなかった場合は耐久自慢の3体で堅実にサイクルを回して勝つ展開が多かったです。
サイクルを殺すアンチサイクル。それがこのパーティの本質です。

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サーナイトポケモンバトルのトレンドを大きく左右するサーナイトナイト トレース→フェアリースキン
控え目 メガ後:173(236)-x-86(4)-231(196)-157(12)-128(60)
ハイパーボイスサイコショック、挑発、道連れ

 

C222メガゲンガーのヘドロ爆弾確定耐え。同条件ヘドロウェーブは31.3%の低乱数1発。
C200カプテテフのシャドーボールが23.8%の低乱2発。眼鏡以外のテテフ対面ではほぼ二発耐えて二発殴って勝てる。
C192メガルカリオのラスターカノン18.8%低乱1発。最近のルカリオアイアンテール持ってないと信じて突っ張ってました。
物理方面は威嚇をトレースすればメガボーマンダの捨て身タックルを確定耐え、A115グライオン地震は10.2%の低乱2発。
Cは11nであり、ハイパーボイスの火力はH177-D139グライオンに対してポイヒの回復2回込みでも確定2発。
七世代環境でグライオンのSラインが下がり、HDが流行ったのはむしろ追い風といえるかもしれないですね。
Sは準速メガヘラクロス抜き。なおメガヘラと当たった記憶はないです。
ただ耐久サンダーのような遅い100族の上をとれるため、サンダー対面でSラインによって耐久よりなのかアタッカーよりなのかの型判別ができるのはよかったと思います。
構築の軸であり最強のメガ枠。特殊耐久が異常なので特殊方面は一致弱点でも耐えます。
当然コケコやレボルトのZ10万ボルトも余裕で耐える。
技構成はハイボショック挑発まで確定で残り1枠は自由枠だと思います。
ハイボ+影打ちで大体のボルトロスを落とせるため初期は影打ちを入れていましたが全く使う場面が無かったので変更。
ナットカグヤハッサム辺りはジバコに任せればいいので、めざ地で範囲をカバーするのも間違ってないと思いますがドランジバコがそれほど流行っているわけでもないのでややピンポイント気味だと思いました。
最終的に道連れを採用した理由はサーナイトより遅い相手に、HPがわずかでも残っていれば仕事ができるからです。
特にこのパーティではラッキーとグライオンの処理をサーナイトに任せているため、ラキグライの並びに対して2対1交換をするため道連れが必須でした。
アンチサイクルのコンセプト的にも道連れはマッチしており、サーナイトを受けに来た鋼タイプを道連れで持っていくことが何度もありました。
カグヤは宿木ヘビボンと挑発道連れの択になり、ナットレイは宿木などの悠長はせず即ジャイロを打ってくる印象です。(サーナイトの気合い玉所持率の高さを考えると妥当な選択ですね)
ギルガルド入りの相手に長いサイクル戦を繰り返すとガルド受けのヒードランが疲弊してどこかでサイクル負けしてしまう為、その前にサーナイトの道連れでサイクルを断ち切るなど柔軟な立ち回りができ正解だったと思います。
相手はガルドの前にサナが居座るとは思ってないので影打ちなどは打たず、引き先に負担をかける技を選択していることが殆どです。
このパーティはサーナイトに頼らないと倒せない相手というのを極力作らないように組んでいるので、役割対象を倒すためにサーナイトのHP温存などは考えなくていいようにしています。
無論ラッキーグライオンなどの例外はいますが。
サーナイトは雑に初手に投げて、相手を選ばず雑に突っ張って1体持っていく。あるいは道連れにするという動きで相手の手数を削り、サイクルを回らなくさせるのが仕事です。
オニゴーリに対しては後投げから、守るのタイミングに道連れを合わせると次のターン上から零度を当てられても相打ちにできます。ただしこの対面でオニゴーリに逃げられると、あとあと同じ対面で守る道連れ択が発生するのでその時はハイボ連打した方が安定ですね。
択負けしても零度は避ければいいから。
イーブイバトンに対しては初手に投げてエルフーンと対面させ、悪戯心をトレースする立ち回りを心がけました。たまにすり抜けのエルフーンもいます。
初手エルフーンとの対面でこちらは挑発を選択します。エルフーン側が挑発を打ってくるかは人によるという印象。
挑発が通ればエルフーンの攻撃でサナは削られ、裏のイーブイを道連れしやすくなります。
エルフーン側が挑発を打った場合でも、挑発→追い風→置き土産と動くと挑発の切れるターンでイーブイが死に出しされるので相手はこの動きを選択できません。たまに悩みの種でサーナイトの悪戯心を打ち消す個体もいました。
サーナイトの悪戯心道連れが通らない場合はクレセに引いてトリルを貼り、トリル下のサーナイトで暴れます。
ナインエボル後でSの上がってるイーブイに対して、トリル下で挑発+ハイボ2発という処理ルートもあります。
エボル後でもイーブイのアシパではサナを殆ど削れないので打ち勝てます。一度だけシャドボ持ちのイーブイを見かけましたが挑発道連れしました。
相手の動きに応じてケースバイケースという感じですが、イーブイバトンへの勝率は良かったです。
イーブイパへの出し方はサナクレセ+ドランorポリ2。たまに血迷ってモロバレル出したりもしましたが、バレルのクリアスモッグではイーブイの身代わりも割れないので全く役に立ちません。

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ジバコイル@デンキZ 磁力
控え目 149(28)-x-137(12)-200(252)-111(4)-107(212)
10万ボルト、目覚めるパワー炎、どくどく、身代わり

 

メガクチートのA2ランク上昇不意打ちを31.3%の低乱数1発。
Sは4振りスイクン抜き。Sラインと耐久ラインの妥協点に悩みながら調整した磁力ジバコイルです。
モロバレルが実はスイクンにそんなに強くないのでこいつがスイクンを抜いてるのが役立った時もあります。
役割対象はテッカグヤハッサムナットレイクチート、そしてクレセポリ2にも毒を入れて殴り勝てる。
個人的にどくどくはジバコイルの役割範囲を広げ選出しやすくする為に重要な技だと思います。
ナットレイは身代わりを残してめざ炎で突破、クチートは身代わりを盾に不意打ちを受けてデンキZで突破。(身代わりを残してクチートを突破するのはリスキーな択になるのであまりやらないし、身代わりの恩恵が薄い)
テッカグヤは放射や地震など大抵ジバコの身代わりを割る技を持っているので、身代わりを貼らずにデンキZでワンパンするようになりました。
ハッサムは上からの一撃で倒さないとトンボで逃げられるので、とっととZを打ちます。H振りのハッサムに対してジバコの10万Zは乱数。確実に倒すには電磁砲Zが必要ですが、Z以外の場面でも打てる汎用性を重視し10万ボルトで妥協。
見てわかる通り身代わりが役に立つ相手がナットレイしかいないので、ナットレイが減ったシーズン終盤ではラスカに変えるべきだったと思います。
本音をいえばめざ氷が欲しい。めざ氷とめざ炎両立したいですね。
1700~1800帯では磁力キャッチが面白いほど決まりました。
相手が長考してる時の、「交代できなくて焦ってるな」というニンマリ感はやめられない。
1900以上では相手が磁力ジバコを警戒していると感じることが多かったです。こっちにサナバレル居るのにナットレイ出してこないとはどういう了見だ、みたいな。
磁力ジバコは6世代の頃はクレッフィピンポイントメタみたいなマイナーな型でしたが、7世代になってカグヤの登場やZ採用でワンパンできる範囲が広がり採用率が増加。
それに伴い知名度も上がり警戒されやすくなったと感じます。
今や頑丈を上回る採用率ですから。

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ポリゴン2@進化の輝石 アナライズ
図太い 191(244)-x-156(252)-125-115-82(12)
冷凍ビーム、イカサマ、放電、自己再生

 

普通の物理受けポリ2です。D方面はC197ボルトロスの気合い玉Zを上二つの乱数切って耐えます。
マンダギャラグロスの相手をする為、技構成はこれで確定。放電の枠は10万を試していた時期もありましたがレヒレの相手をしたりもするので麻痺率か威力かどっちをとるべきかはわかりません。
Sラインは麻痺した97族抜き。97族代表のオノノクスにはギロチンで2体持ってかれた恨みがあります。
剣舞したミミッキュをアナライズイカサマで確定一発にできるのは有名な話。
落とせなかった時はそいつがABミミッキュです。
twitterでABミミッキュが流行ってるという噂は聞いていましたが、ミミッキュにはだいたいモロバレル投げてたので気づきませんでした。
そもそも物理アタッカーいないからねこのパーティ。
このポケモンの加入により、クレセリアモロバレルの型を割と自由にできるようになったのは大きいです。

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クレセリアエスパーZ 浮遊
図太い H227(252)-x-189(252)-96(4)-150-105
サイコキネシス、冷凍ビーム、トリックルーム、月の光

 

自慢のZ枠。Cに4振ることでH振りメガゲンガーをぴったり確一にできます。(メジャーなH159-D124のゲンガーには75%の乱一)
ポリ2がメタグロスの相手をしてくれる為、このパーティにゴツメ枠って要らないんじゃないかと思い、またZ枠であるジバコイルの選出率が低かったのでもう一体Zを持たせられると思いクレセに持たせてみました。
最初はHDマンダに勝つ為のコオリZでしたがあまりに打つ機会がなかったのでゲンガーバシャーモをワンパンできるエスパーZに変更。(バシャーモは引っ込んだり守ったりで打つタイミングが難しいですが)
これが大正解でクレセの火力を舐めてる多くの相手に奇襲を仕掛けられました。
竜舞型のリザXは悠長の舞をしてる間にトリルからのマキシマムサイコブレイカーで6割ほど削れます。
フシギバナもサイキネじゃ半分も削られないと思って居座ってくるところを吹き飛ばせますし、クレセに後投げしてくるゲンガーはトリルからのエスパーZで無償突破してました。
相手からすれば次のサイキネは耐える。しかしこっち視点ではマキシマムサイコブレイカー圏内という場面は非常に多く、クレセのエスパーZは殆ど読まれませんでした。
エスパー2体がゲンガーを返り討ちにするというゲンガーへの殺意が非常に強いパーティになったと思います。
誘って倒す動きは本当にアンチサイクルらしい。
パーティ全体が中速の為トリルとの相性がよく、それによって積み系の構築にも強くなれました。
一応挑発で止まらないZトリルという使い方もできます。

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ヒードラン@突撃チョッキ もらい火
控え目 183(132)-99-127(4)-198(236)-137(84)-104(52)
オーバーヒート、ラスターカノン、大地の力、岩石封じ

 

C222メガゲンガーの状態異常祟り目を6.3%の低乱2発に抑えるチョッキヒードランです。
臆病ゲッコウガの波乗りは0.39%の超低乱数2発。同条件のZハイドロポンプは上2つの乱数を切って耐えます。
Cは11nです。11n大好き人間かな?
火力と耐久を両立した最高のヒードランでした。
色んな構築記事のヒードランを調べドランミラーに強いドランの調整を考えました。
HPを16n+1、Dぶっぱ残りSみたいな穏やかヒードランがいたので44振りヒードラン抜きの52振り調整としました。
こいつより速いヒードランには相手の大地を耐えて返しの大地で落とす。
こいつより遅いヒードランはチョッキか穏やかなので上からの大地2発で落とす。
ただ本当に強い人には僕のパーティがドランをドランで受ける構築なのがわかるらしく、シーズン最終戦では1サイクル目から交代読み大地を食らいました。流石は最終1位のバンビーさん。
そもそも僕のパーティがグライドランのサイクルを突破できないから見せ合いの時点で降参したくなったのは内緒。
ウルガモスやテテフの処理の為、相手のパーティにそれらがいたら必ず選出していました。
ガモスの1舞めざ地は確定耐えです。
リザードンがXかYかわからないときはとりあえず様子見に投げてました。なお剣舞リザXの場合状況は悪化する。
剣舞逆鱗までは一応耐えますけど。
気合玉持ちリザYはシーズン中1度しか当たりませんでした。2連で当てられない限り負けないから祈りましょう。
ちなみにリザYとウルガモスを落とすには原始でも封じでもどっちにしろ2発必要なので、準速以下のミミッキュを封じラスカで処理できるよう岩石封じを選びました。
ただダメージ覚悟でミミッキュの前で突っ張るかは、ドランの役割対象が他にいるかを考えてHP管理する必要があります。
オバヒはギルガルドを一撃で飛ばす為に採用しましたが、相手が半減で受けにきても十分な負担になり、打ち逃げしながらサイクルを回す展開が多かったので正解だったと思います。
回復ソースがないため眼鏡テテフへの受けだし回数はシビアですが、消耗したらクレセのトリルで上から殴って一掃する動きができてクレセドランのコンビネーションの強さがよく発揮されました。

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モロバレル@ウイの実 再生力
図太い 220(244)-x-133(244)-105-103(20)-50
草結び、ヘドロ爆弾、クリアスモッグ、キノコの胞子

 

HBラインはA2ランク上昇ミミッキュのZシャドークローを確定耐え。
ガーディアン・デ・アローラでウイの実が発動するようHPは4n調整。
残りをDに振ることでC特化ギルガルドのZシャドーボールを75%の乱数で耐えますが、イカサマがないので耐えてどうすんだ状態。
今までのモロバレルとは型を変え、今回はバンギギャラスイクンカバへの打点となる草結びを持たせてみました。ゴツメダメージを受けるのは理不尽。
また草結びはPPが多いのでスイクンのPP枯らしにも強め。(強いとは言ってない)
ただ結び、クリスモ、胞子、イカサマの技構成だとレヒレへの最高打点がクリアスモッグとあまりに弱くなってしまいます。
イカサマ持ち物理受けという仕事はポリ2に任せて、フェアリーへの打点としてヘドロ爆弾を採用しました。後投げされるテテフにも半分以上削れますし。
イカサマを切ったことで構築全体でカミツルギが重くなりましたが、全然流行ってなかったので問題なかったです。
ぽ〇りんのまとめでギルガルドはイカサマで処理するという自分の発言がまとめられてて、フハハハン情報が古いな、とか思ってました。
このパーティに出てくるスイクンは大抵身代わり持ちなので、安易に胞子は打たないことが大事です。
相手が初手に投げるポケモンはバレルをワンパンできるポケモンか、身代わり持ちあるいはコケコレヒレでフィールドを貼ってくる、ということが多く選出誘導能力が高いポケモンだと今更気付きました。
3シーズン連続でモロバレル使ってますが、どのパーティに入れてもほぼ選出率トップなのはそれだけ環境に刺さってるってことですねえ。
と、いいことばかり書きましたが終盤にはやっぱりイカサマが欲しくなっていつもの型に戻しました。
バレルのイカサマはやっぱ強いって。チョッキランドとか相手だとイカサマが一番の打点になりますし。

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モロバレル@イアの実 再生力
図太い 214(196)-x-132(236)-105-110(76)-50
キノコの胞子、ギガドレインクリアスモッグ、イカサマ

 

いつもの。
もはや今更語ることもないいつもの奴。
調整意図はこちら。
Bは11nです。11n大好き人間かな?
 図太いHBポケモンを3体並べることでガルガッサミミッキュのような物理で役割集中する対面構築に対して非常に強く出れました。
サイクルを壊し、対面構築に打ち勝ち、積み構築にはトリルから切り返すという隙のないパーティに仕上がったのではないかと思ってます。
とはいえ個々で重いポケモンも確かに存在しますが。

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アローラベトベトン
こいつには大抵負けてます。べトンに安定して投げられるポケモンがいない為、サナで道連れするのが一番被害が少ない。

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デンジュモク
低速サイクルの天敵。最近のジュモクやポリZはみんな身代わり持ってる印象です。
電気テクスチャーポリZなら一積み程度ではクレセを落とせないのでトリルからの切り替えしで間に合う上、こちらには身代わりを無視できるトリルアタッカーのサーナイトがいます。
ただデンジュモクの場合、後出しでは間に合わないので選出段階からかなり意識してトリルを貼りに行く動きが求められます。

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ヒートロトム
数値受けで誤魔化してましたが、毒を持ってるヒトムは無理。サーナイトで対面から削りに行きましょう。

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毒羽サザン、毒守ウツロイド
アタッカーのつもりで受けようとしたら毒を打ってくるのはご容赦願いたい。
再戦で型が割れていればヒードランで処理しに行けます。
そもそも眼鏡サザンだった場合もポリじゃ受からんだろうっていう。

 

特にデンジュモクやアロベトン入りにはほぼ負けてた記憶があります。

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最高レートは2080。最終レートは2002。391位。
レート2000を越えてから60戦ほどしてみた感触として、大型連敗もなく60戦の間2000を維持する戦いができていたので安定感のあるパーティを組めたかなと思います。
19に落ちたのも最後の二日くらいでしたし。
しかしそれでも2100には届きませんでした。
自分にとってレート2100は今までどこか遠い世界の話のような気がしていましたが、今季はそれが目の前まで来ていました。
けどあれだけ長い間2000帯で戦い続けながら手が届かなかったということがとても悔しい。S4よりもずっと悔しいです。
終盤の環境ですがジバコイルが全く刺さっていませんでした。
最後の30戦の対戦データを抜き出すとテッカグヤ入りと当たったのが4回。クチート入りは2回、ハッサムは1回、ナットレイは0回。
役割対象が全く環境に居ません。
構築の賞味期限が切れていることは理解していましたが、元々磁力ジバコに依存したパーティを組んでいたので構築の修正ができなかったのが正直なところです。
ジバコサナ構築が今後の環境に刺さるかは未知数ですが、ジバコの役割対象が居なければサナが通りやすいというのは間違いないです。
来期はウルトラサンムーン発売前のラストシーズンですね。
シーズン6は相棒のオノノクスと一緒に絶対2100乗せますよ。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
最後に恒例のQRレンタルパーティを置いておきますね。

 

番外編 9月10日はクチートの日

シーズン5終盤。Zouking氏は悩んでいた。
今のパーティはバンギラスサザンドラなどの悪タイプが重い。サーナイト以外にももう一体フェアリーが欲しい。
丁度ポリ2の枠がしっくり来てないんだ。ここを何かフェアリーに変えられないか。今までポリ2に任せていたギャラドスの処理も引き継がせていいだろう。
だがポリ2を外すとゲッコウガがどうしようもなく辛い。
うーん、ゲッコウガに強いフェアリーっていないだろうか? いや無理か、大抵のフェアリーはゲッコウガにゴミ箱投げられるだけで死ぬ。
ゴミ箱の効かないフェアリーなんて。

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こいつがいた。
シーズン終盤にサナクチの人の構築記事を見てヒントを得た。クチートは普段自分では全然使わないので全く頭になかった。
サザンはともかくとしてもバンギギャラには強い。自分のパーティには元々トリル要素があるのだからクチートは自然に入ってくる。
これはかなり今のパーティにマッチするのでは?
9月9日、ゲッコウガのカノンZ耐えまでHDに振ったメガクチートを使ってみる。
しかし微妙。ポリ2が強かっただけに彼を外すのは不安が残る。
ここで発想を変えてみる。ポリ2は残したまま他の枠をクチートと入れ替えてみるのさ、と。
環境に刺さってないと常々思っていたジバコイルを解雇。今までジバコで見ていたナットカグヤクチートを見れるようSに多く振った炎牙持ちクチートを採用する。

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クチートポケモンバトルのトレンドを大きく左右するクチートナイト
意地っ張り 148(180)-165(196)-145-X-115-87(132)
じゃれつく、炎の牙、叩き落とす、不意打ち

 

アーモンドさんのカグヤがS36振りだったのでそれを抜けるようS調整。
叩き落とすでH167-B100メガゲンガーを81.3%の乱一。
炎の牙でH204-B170テッカグヤを78.5%の乱二。
耐久ラインはC200カプテテフのサイコフィールド下Zサイキネを上二つの乱数切って耐え。
A156ミミッキュの1ランク上昇シャドークローZを上二つの乱数切って耐え。

 

9月10日。S振りのクチートを採用すると共にポリ2の放電の枠をトリルに変更。Sに振っていた努力値をDに回す。
ポリクチクレセの並びができ、クチートは選出率5割の活躍でパーティを引っ張って行ってくれた。
クチート採用は間違っていないと思ったがそれでもレートは上がらない。下がりもしないが上がりもしない停滞を続ける。
9月10日がクチートの日で、その日にクチート使って2100乗せたら出来過ぎだよなって思ってたけど、そう上手くはいかず。
そしてアーモンドさんのヒートムにボコられることで、ヒトムヤバいと感じ始める。
ジバコが抜けた分カグヤの処理が面倒くさくなってるのに、苦手なヒートムまでセットでは勝ち目がなかった。
最終日付近では地味にヒートロトムをそこそこ見かけたのでそちらにメタを貼ろうと考える。
炎電気の技範囲に加え毒やトリックを打ってくる相手もいる。そんなヒートロトムを安定して受けれるポケモンは。

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うーん、ここら辺ならヒートムに強そうだが今の自分のパーティには馴染まない。
自分のパーティに無理なく入り、ヒートムに強いポケモンはいるか?
今のパーティに無理なく入る。それならクチートと相性がいいポケモンから連想してみるか。
クチートとの並びが優秀で、ヒトムにも強い。
こいつか?

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ラティアスゴツゴツメット
臆病 187(252)-x-115(36)-130-150-173(220)
サイコキネシス、冷凍ビーム、自己再生、リフレクター

 

ルカリオが無理になることを覚悟の上で最終日のみ、クレセリアラティアスを交代。
Sラインを準速メガマンダ抜きにとどめ、数値をケチって少しでもHBに厚くした。
しかし残念ながらすぐに気持ちが切れてしまい最終日はたった4試合で撤退。
ラティアスに関しては強さがわかるほど使ってないので何も語ることがない。

 

そんな経緯もあってラティアスには本当に申し訳ないことをしました。
僕はラティアスを育てたのが初めてってレベルで全然信用してなくて、最後の試合ではクレセに戻してました。
やはり強さがわかるまでそのポケモンを使わないと強い弱いを語れないと思うんですよ。
使ったことないポケモンを強い弱い決めつけるのはエアプって奴なんじゃないでしょうか。
次のシーズンは償いにラティクチ使います。
という感じに情報操作をしたところで、また来期にお会いしましょう。