オノノガモスと4つのZクリスタル

皆さん、ご無沙汰してます。Zoukingです。
ポケモンバンクが解禁され、七世代本番を迎えたレートシーズン2ももう折り返し地点ですね。
僕は七世代初のレート2000を達成しました。
シーズン1は1900すら行けなかったので素直に嬉しいですね。

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 1900代までコケコを使っていたのですがマンムーが重いことに気付いて、悩んだ末にジャローダに変えました。
どうみてもステロが刺さるし、マンムーを呼ぶパーティですからねえ。
パーティがどんどん6世代の焼き直しに近づいています。
ジャローダに変えた理由は他にもあるのですが、また後日語るとしましょう。
パーティに関してはこれで完成形というつもりはなくオノノガモスの技構成はまだ悩んでいますし、1900代でニンフィアの持ち物を変えたのに一度も選出しないまま2000に行ってしまったのでまだ試せてなかったりします。

今回はオノノクスウルガモス、五世代からの長い付き合いでもあるこの二体のお話。
今作から追加された新要素Zouking技によって、この二体もカスタマイズの幅が広がりました。
何のZoukingクリスタルを持たせ、どんな技構成にするか非常に悩ましい。
これからレート2000越えの世界で戦うためにも、自分の考えを整理する為Zクリスタルと技候補、それによって勝てる相手と勝てなくなる相手をまとめておこうと思います。

まずはオノノクスのZクリスタル候補としてドラゴン、ジメン、ドク、カクトウ。
ウルガモスのZクリスタルはムシ、ノーマル、ヒコウ、クサ。
それぞれ4つの選択肢を考えています。それ以外のZクリスタルに関しては今のところ使ってみたこともないので、考慮から外しておきます。
注目するポイントは竜舞・蝶舞を一積みした状態でどれだけの相手に勝てるかです。

オノノクス@ドラゴンZ
逆鱗、地震、竜の舞、毒づき(orシャドークローorアイアンテール

勝てる:ガルーラ、ブルル、ミミッキュドサイドンバンギラス、テテフ、アシレーヌ
勝てない:レヒレ、ナットレイテッカグヤ、ポリゴン2

逆鱗で行動固定せずに一度だけ竜技の打てるのが魅力のドラゴンZ型。
シャドークローはミミッキュテテフへのピンポイント。基本的に舞わないと火力が足りません。まあこの二体が環境に多すぎて全然ピンポイントという感じはしませんが。
命中に自信があるならアイアンテールの方が他のフェアリーにも打点になります。
毒づきを選ぶとミミッキュへの打点が無いように見えますが、環境にいるミミッキュの殆どがAS振りなので、ステロ込み一舞地震でも高乱数で落とせます。


オノノクス@ジメンZ
逆鱗、地震、竜の舞、馬鹿力(orけたぐり)

勝てる:ガルーラ、ナットレイテッカグヤミミッキュドサイドンバンギラス、テテフ、アシレーヌ
勝てない:レヒレ、ブルル、ポリゴン2

多くのフェアリーに対し、地震Zの等倍押しで突破できるジメンZ型。
この型で毒づきを採用する利点も薄いので、空いた最後の一枠は馬鹿力です。
ナットレイは一舞ではほぼ倒せないのでゴツメ鉄棘考慮するなら相打ち覚悟になります。
テッカグヤを考慮するとけたぐりの方がいいのですが、ガルーラナットレイには馬鹿力でないと打点が足りない面があります。


オノノクス@ドクZ
逆鱗、地震、竜の舞、毒づき

勝てる:ブルル、ミミッキュ、テテフ、レヒレ、アシレーヌ
勝てない:ナットレイテッカグヤ、ポリゴン2、ドサイドンバンギラス、ガルーラ

意地っ張りの準速で、Aを削って臆病コケコのシャイン耐えまで耐久に振って使っていました。
その副産物としてC無振りレヒレのムンフォも耐えます。
Aを削っても役割対象への火力は十分足りていると感じました。


オノノクス@カクトウZ
逆鱗、地震、竜の舞、馬鹿力

勝てる:ガルーラ、ミミッキュドサイドンバンギラスナットレイテッカグヤ、ポリゴン2
勝てない:レヒレ、ブルル、テテフ、アシレーヌ

フェアリーへの打点を諦めた代わりに苦手なナットポリ2を飛ばせる型。
マンダでは辛いポリ2に勝てるのがパーティ的にはありがたいですね。


評価基準は結構アバウトです。
テッカグヤは一舞しても一撃では倒せないけど、向こう側からもオノノクスを一撃で倒す手段がないのでこちらが確2とれるなら勝てるに分類するなど。
ドサイドンバンギラスは相手の型次第では一撃で持ってかれるので、やや危険と考えています。
ここには書いていませんがH振りギルガルドオノノクスが意地っ張りA特化地震でステロ込みでも5割程度の乱数なので陽気だと確定で耐えられます。
ジメンZ以外のオノノクスギルガルドに安定しないと考えていいでしょう。
またドラゴンZオノノクスの一舞逆鱗ZはHB特化クレセリアに対しステロ込みで5割ちょっとの乱数なので、ドラゴンZなら意地っ張りを推奨します。
ちなみに陽気の一舞逆鱗は耐久振りのメガガルーラに対しステロを考慮しても中乱数です。


ウルガモス@ムシZ
炎技、さざめき、めざ氷、蝶の舞

勝てる:バンギラス
勝てない:レヒレ、リザードンバシャーモギャラドスマンムー(チョッキ)

最初に使っていた型。一舞でバンギラスを飛ばせるムシZの火力に惹かれて作りました。
虫の報せ発動によってZさざめきで受けルのラッキーを吹き飛ばしたりもしました。(C4段階上昇でD振りの輝石ラッキーが飛ぶそうです)
クレセリアのトリルを許さず迅速に処理できる点も魅力です。


ウルガモス@ヒコウZ
炎技、ギガドレ、暴風、蝶の舞

勝てる:リザードンギャラドスバシャーモ
勝てない:レヒレ、マンムー(チョッキ)、バンギラス

めざ氷を打ちたいガブマンダカイリュー他今まで有効打の無かったリザードンなどへまとめて打点を持てるようにしたヒコウZ型。
ノーマルZと違って無効タイプが無く、フシギバナにも大きな打点となります。
Zを消費した後、素の暴風を打つ機会も何度かありました。


ウルガモス@ノーマルZ
炎技、ギガドレ、破壊光線、蝶の舞

勝てる:リザードンギャラドス
勝てない:レヒレ、バシャーモバンギラスマンムー(チョッキ)

こちらは暴風よりさらに威力が上の破壊光線。
耐久に厚く振ったメガギャラドスメガガルーラあたりをより倒しやすくなるでしょう。


ウルガモス@クサZ
炎技、ソーラービーム、めざ氷、蝶の舞

勝てる:レヒレ、マンムー(チョッキ)、ギャラドス
勝てない:リザードンバシャーモバンギラス

クサZの採用によりレヒレを飛ばせるようになりましたが、真の採用理由はパーティ単位で重かったチョッキマンムーへの対策という面があります。
Dの高いメガギャラドスもメガするかどうかの択を発生させず安定して狩れます。


ヒコウZはバシャーモに対して守る貫通で致命傷を与え、2連守るを成功させない限り倒すことができます。
ヒコウZ以外は守る択を生んでしまう為、安定するとは言えないでしょう。
性格についてはずっと臆病最速で使っているので控えめについてはまともにダメ計したことがありません。
一舞破壊光線ZでH振りのレヒレがステロ込み高乱数になるのが控えめの利点でしょうか。同条件で臆病だと中乱数。
ギガドレインの回復に救われ相手の先制技圏外に逃げれた試合もありましたが、長期的にみるとギガドレは威力不足で打った場面は少ない印象です。
ウルガモスにエナボください。

以上、簡単ではありますが。各Z技比較でした。