【マルチアタックオフ3位使用構築】マリルリアタックオフ!

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ご無沙汰してます。Zoukingです。
10月20日に行われたマルチアタックオフという特殊ルールのシングルバトル大会で3位に入賞したので、使用構築とこの特殊ルールを解説したいと思います。

ルール説明

  • メインパーティ6体、サイドパーティ2体を用意する。
  • メインパーティ6体を見せ合い、サイドチェンジを宣言して入れ換える。(この時、相手のサイドパーティにどんなポケモンがいるのかは見えない)
  • 先攻サイドチェンジは2体、後攻サイドチェンジは1体まで入れ換え可能。
  • 見せ合い時間は2分、先攻がサイドチェンジしてから、後攻側はさらに2分の思考時間がある?(後攻側の思考時間についてはルールが曖昧だったかも。自分は割と即決してしまった)

こんな感じです。
パーティ見せ合い方法はゲーム画面を見せ合うか、パーティシートを見せ合うかの2パターンがありました。
ゲーム画面を見せ合う場合は、試合が終わった後にメインパーティを元に戻し忘れると次の試合で事故るので注意しましょう。(相手が一度それをやってた)

構築・選出の考え方

みんな考えることは同じなのですが、後攻サイドチェンジで相手の知らないポケモンを持ってくるのが強いです。
自分「お前が変更しないなら俺も変更不要だが?」
相手「じゃ、先攻サイドチェンジします」
自分「ならば後攻サイドチェンジの権利を使わせてもらおう」
1枠入れ換えで機能するパーティを組んで、このムーヴを決められるのが理想ですね。
見せ合いの段階である程度選出を考えておくのですが、後攻サイドチェンジ側は相手のパーティから特定のポケモンが抜けたことで、今までダメだと思ってた選出パターンが通せるようになったということに気付けるとよしです。
僕が準決勝で負けた試合も相手がヤドラン外してオニゴーリ入れてきたので、ヤドラン抜けたならオノノクス通せたよ、って後になって気付いた。その時はサイドチェンジでフシギバナ入れてしまった。

プレイした感想

8体使えるので構築相性が悪くて詰むという事態は少ないですが、選出択で考慮すべきパターンはかなり増えます。
サイドからオニゴーリ持ってきた上で、オニゴーリを選出されなかったり。(対策枠のカミツルギを連れて行ったけど腐った)
サイドからジャラランガを持ってこられて(こっちマリルリいるし見せポケかな? ジャラランガ切っていいか?)と考えてたら普通に選出されて泣いたし。
これで2敗。
7-2で予選ブロック1位通過。
準決勝ではそのオニゴーリの人と再戦、前の試合ではゴーリ出て来なかったし、ゴーリ軽視した選出したら今度はちゃんと出してきてゴーリに嵌められて負け!
(サイドからオノノクス持ってきて、ランドカビオノノが正解だった説。ゴーリにもカビゴンの吹き飛ばしで対応できるので、ゴーリ来る来ないの選出択にならない)
3決も予選の再戦だったけど、前の試合で見せてなかったサイドのフシギバナが刺さって勝ち!
8体使えると再戦でも前と全然違う試合展開になったりします。
というか純粋にポケモン8匹使えること自体が楽しい!
凄い面白いルールだったのでみんなもやってみてください!

構築経緯

真皇杯で使った6匹+2匹で考え始めました。
自分的ランドカビと相性のいいエース枠ランキングはアーゴヨンカミツルギオノノクスハッサムだと思ってるので、使い慣れたハッサムを採用。
自分がこのオフに参加を決めたきっかけの一つに真皇杯3位のやんこぽけさんが本戦の会場でこのオフを宣伝していたこともあり、やんこぽけさんとの再戦に備えてマンマンガルドフーディンに刺さるステロ+カビゴンハッサムの並びを持っていきたかったのも理由の一つです。
またメインパーティにフェアリーがいないとサイドからくるジャラランガが怖すぎる為、フェアリー枠として粘土壁レヒレで良くね? という心の声に耳を塞ぎながら好きなポケモンであるマリルリを採用しました。
元々この構築のメガ枠であるハッサムフシギバナリザードンに対して大きく不利をとるため選出しづらかったですが、ステロ+マリルリの鉢巻アクジェの縛り性能に注目。
炎技に後投げしてリザードンを処理できる、またはハッサムのバレット圏内に入れられる為マリルリの採用により両メガの選出機会を増やせると考えました。
また仮にダストめざ炎両立ゲッコウガに遭遇したとしても、ハッサムマリルリという補完の取れた先制技持ちの並びで処理可能になると考えました。
これで8体決まったので次に誰をメインパーティに入れ、誰をサイドに置くかを考えます。
前述の理由でフェアリー枠はメインパーティに入れたいのでマリルリは左上確定。
あとはサイドチェンジが不要な試合でもとりあえずサイドパーティからポケモンを持ってきて見せポケで相手の選出予想をブレさせたかったので、サイドにフシギバナオノノクスを配置して完成としました。
自分の得意なランドカビの並びに好きなポケモンであるマリルリを採用することは何度か考えたのですが、どう組んでも対応できない範囲ができる。
この並びをレートで使っても真皇杯で使った並びの劣化にしかならないと感じてました。
しかし今回の特殊ルールならば活躍できる。この大会でマリルリを活躍させるぞ!

気合玉Dダウンくらいの確率でマリルリ使います!

ということで大会名のマルチアタックオフに対抗意識を燃やし、マリルリアタックオフという名前で申請。
さらにこの意気込みを見てください!
気合玉Dダウンはどれくらいの確率だと思います?
簡単に計算してもじゃれ避け急所よりも確率が高いことは明白。つまり限りなく100%に近いと言えます。
そうして自慢の色違いマリルリを大会に連れて行った結果。
この日のマリルリ選出回数、1回!
なんというか、折角マリルリを活躍させに来たんだからみんなもっとリザードンとかバシャーモとか使ってください。バシャリザ一度も当たらなかったのでは?

個別解説

マリルリ

マリルリ@拘り鉢巻 力持ち
意地っ張り 175-112(252)-117(132)-x-100-86(124)
じゃれつく、アクアブレイクアクアジェット、空元気

 

特化メガボーマンダの捨て身タックル最高乱数切り耐え。遅いカグヤを抜けたらいいなくらいにS振り。
4振りブラッキーと同速なんですがブラマンダには出さないのでいいです。
リザを役割対象としてるのに鬼羽リザで事故りたくなかったので空元気を採用しました。
バナが相手の草枠を牽制するので水技の一貫を作りやすかったりと並びとしてのシナジーはあったかと思います。

メガハッサム

ハッサム@ハッサムナイト テクニシャン→テクニシャン
意地っ張り 177(252)-209(156)-162(12)-x-131(84)-96(4)
バレットパンチ、叩き落とす、羽休め、剣の舞

シーズン12で使ったハッサムの調整をそのまま流用しました。
D振りの恩恵を感じる場面が少なかったので、HA個体とどっちを使おうか直前まで迷ってました。
ビルドランドとの打ち合いとかでAが欲しい場面もあるんですよね。

メガフシギバナ

フシギバナフシギバナイト 葉緑素→厚い脂肪
図太い 187(252)-x-192(252)-142-141(4)-100
ヘドロ爆弾、目覚めるパワー(炎)、地震光合成

 

真皇杯からの変更点として宿り木だった枠を地震に変えました。
ゲンガーアーゴヨンを見ただけで選出できなくなるのは弱いと思い、地震を採用すればもっと選出率を上げられると真皇杯の頃から感じていました。
この技構成のお陰でカグヤドランの並びを崩せたり、相手から読まれないところで交代読み地震を打ち込むのがとても楽しかったです。
めちゃくちゃ活躍したので間違いなく今日のMVPです。

 

残り5体は真皇杯の時と変更なし。

オノノクス

オノノクス@ドラゴンZ 型破り
意地っ張り 151-218(252)-111(4)-x-90-149(252)
逆鱗、地震、剣の舞、竜の舞

アーゴヨン

アーゴヨン@ドクZ ビーストブースト
臆病 149(4)-x-94(4)-177(236)-95(12)-190(252)
流星群、ヘドロウェーブ、大文字、悪巧み

カビゴン

カビゴン@フィラの実 食いしん坊
呑気 267(252)-130-128(252)-x-131(4)-31
地震、欠伸、リサイクル、吹き飛ばし

霊獣ランドロス

ランドロス@気合いの襷 威嚇
陽気 181(132)-166(4)-113(20)-x-114(108)-156(244)
地震、岩石封じ、どくどく、ステルスロック

カミツルギ

カミツルギ@悪Z ビーストブースト
臆病 153(148)-176-151-x-65(108)-177(252)
リーフブレード、辻斬り、聖なる剣、剣の舞

 

真皇杯以来、一か月ぶりのオフ参加でしたがやっぱりオフは楽しいです。
オフで配信卓まで行けるとめちゃくちゃ充実感あります!